デリケートゾーンのかゆみの正しい解消法!薬剤師のおすすめ対策5選

デリケートゾーンのかゆみの正しい解消法!薬剤師のおすすめ対策5選

「仕事中にデリケートゾーンのかゆみを感じる」「陰部が乾燥している気がして、もじもじしてしまう」「おりものの粘り気や色がいつもと違う」と感じたことはありませんか?
小林製薬の調べによると、20~40代の女性の約2人に1人がデリケートゾーン(陰部)にトラブルを抱えている(※)そうです。
デリケートゾーンのかゆみの原因と、根本的に改善する方法について、「あんしん漢方」の薬剤師・山田桂子先生に教えてもらいました。

※小林製薬株式会社 公式サイト フェミニーナ 参照:https://www.kobayashi.co.jp/brand/feminina/know/

≪目次≫

 

1. デリケートゾーンのかゆみの原因とは?

1. デリケートゾーンのかゆみの原因とは?

デリケートゾーンは、腕や足よりも皮膚が薄い場所です。正常な皮膚は、バリア機能によって外からの刺激から身を守り、正常な状態を保っています。しかし、このバリア機能を壊すような刺激が続くと、デリケートゾーンのかゆみ・炎症の原因になってしまうのです。
では、どんなものが刺激になるかというと、下着の締め付け、蒸れ、汗、おりもの、生理用ナプキンの摩擦などが挙げられます。それだけでなく、疲れやストレスによる免疫力の低下、ホルモンバランスの変化などもかゆみを引き起こす原因になるのです。

また、最近はデスクワークの増加により座ったままの姿勢が続くことも多いと思います。同じ姿勢を保つことは血流の悪化やデリケートゾーンの蒸れの原因になり、症状が進んでしまいます。

デリケートゾーンのかゆみは、気軽に相談しにくい症状だからこそ、誤った対策をしてしまいがちです。もし乾燥や粘膜のかぶれによるかゆみの他に、痛みやおりものの増加、臭いが強いといった症状がある場合は感染症の可能性もあります。一度、専門の医療機関を受診しましょう。

 

デリケートゾーンの正しいセルフケア|ムレ、かゆみ対策を婦人科医が解説

 

2.デリケートゾーンのかゆみの改善方法

2-1. 肌に直接触れるものはストレスフリーなものに

2-1. 肌に直接触れるものはストレスフリーなものに

デリケートゾーンに直接触れる下着や生理用品は、肌あたりが優しい素材を選びましょう。
通気性が良い綿や絹などの天然素材を使った下着は、皮膚への刺激が穏やかなので、とてもおすすめです。最近はデザイン性が高く、おしゃれなものも沢山あります。
生理用品も、なるべく天然素材のものを選びましょう。最近流行っている、オーガニックコットンを使った布ナプキンもオススメです。こまめに交換し、清潔な状態を保つよう心がけましょう。

デリケートゾーンのニオイをケア!生理中に使いたい専用アイテム6選

 

2-2. 免疫力低下を防ごう

日々の生活習慣を見直して身体全体の免疫力を高めましょう。皮膚のバリア機能を高め、感染症を予防するために大切なのは、やはり食事・運動・睡眠です。

<食事>
味の濃いもの、カフェインなどの刺激物、香辛料の食べ過ぎはかゆみを悪化させることがあります。意識して食べてほしいのは、野菜を中心とした食事です。特にネバネバ素材の山芋、長芋、オクラ、モロヘイヤなどは粘膜を強化してくれます。

免疫力低下を防ごう_食事

<運動>
座りっぱなしなど、同じ姿勢を保つことはデリケートゾーンの蒸れや刺激になるだけではなく、全身の血流を滞らせてしまいます。時間を決めて立ち上がるなどして、足腰を動かすように意識しましょう。

<睡眠>
睡眠不足は肌荒れの原因と聞いたことはありませんか? デリケートゾーンも同じです。睡眠時間をしっかり確保し、疲れを癒やすことを心がけましょう。

 

2‐3. 40代で更年期が近い場合は、大豆製品を

2‐3. 40代で更年期が近い場合は、大豆製品を

更年期には肌を潤す力が不足し、乾燥によるかゆみが起こりがちです。大豆製品に含まれるイソフラボンが、更年期のデリケートゾーンのかゆみを和らげると言われています。豆腐や豆乳、納豆、味噌などを積極的に摂るのがオススメです。

 

2-4. 病院で相談しよう

2-4. 病院で相談しよう

セルフケアや市販薬で改善しない場合は、皮膚科や婦人科で診察を受けましょう。
病院ではおりものを検査をすることが多いです。お薬も、膣に入れるタイプや内服薬など様々な種類があります。レーザー治療などの方法もありますので、医師に相談してみましょう。

 

“恥垢”対策はデリケートゾーンの洗い方を見直せ!正しい膣ケアや通勤中にこっそりできる膣トレを女医が解説!

 

2-5. 漢方薬で体質から改善できる!

「西洋薬は副作用が心配」「そもそも、かゆみに悩まない身体になりたい」
そんな方には漢方薬がおすすめです。一般的に西洋薬よりも副作用が少ないとされておりますし、対症療法ではなく、体質の改善に働きかけることで根本的な解決を目指すものですので、同じ症状を繰り返したくない方に最適です。
また、健康的な食事やセルフケアを毎日続けるのは苦手という方も、医薬品として効果が認められた漢方薬なら、症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、気軽に継続できます。

デリケートゾーンの乾燥からくるかゆみがある場合は、陰部に潤いを与える生薬や、ホルモンバランスを整えて血流を良くする生薬などが配合されている漢方薬を服用します。漢方薬は、かゆみだけではなく身体全体のバランスを整えていくことが得意なのです。

以前、デリケートゾーンのかゆみとおりものの量に悩んでいた方がいらっしゃいましたが、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)という漢方薬を飲み始めたところ、2週間後にはかゆみが緩和し、おりものシートにつくおりものの量も減っていたそうですよ。

<デリケートゾーンのかゆみにオススメの漢方薬>

<デリケートゾーンのかゆみにオススメの漢方薬>

・尿やおりものの色が濃く臭いが強い方:竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

デリケートゾーンのかゆみや炎症を引き起こす原因となる下半身の湿気や炎症を緩和します。

 

・からだの冷えや頻尿も気になる方:八味地黄丸(はちみじおうがん)

体に潤いを与える生薬が配合されており、デリケートゾーンの乾燥からくるかゆみを緩和します。

 

・唇の乾燥や冷えとほてりも気になる方:温経湯(うんけいとう)

体を温めて血流をよくし、ホルモンバランスを改善しつつ陰部に潤いを与えます。

 

ただし、漢方薬は自分の体質に合ったものを選ぶことが大切です。
体質に合っていない場合は、効果が出なかったり、副作用が出ることもあります。購入時にはできる限り漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。

「自分に合った漢方薬が知りたい」「コスパ良く漢方を飲んでみたい」という方には、スマホで専門家に相談できる「あんしん漢方」もおすすめです。AI(人工知能)と漢方のプロフェッショナルが症状に合った漢方を見つけ出し、効く漢方を自宅に届けてくれます。

☆「あんしん漢方」はコチラ

 

3. 1人で悩まないで相談しよう!

デリケートゾーンのかゆみについてお伝えしました。誰かに相談しにくいお悩みだからこそ、自分だけかと思いがちですが、実は悩んでいる女性がとても多い症状です。

大切なポイントは

・皮膚の刺激を避けること
・身体全体の免疫力を高めること
・更年期は特にホルモンバランスを整えること

どんな症状も1人で悩まずに適切な対処法を知ることが改善への近道です。近くの婦人科や漢方薬局で相談してみましょう。

 

教えてくれたのは……

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 山田 桂子

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
山田 桂子

漢方専門薬剤師。
10年間で受けた漢方相談の人数は延べ1万5,000人を超える、漢方のスペシャリスト。自身も、12年間もの無月経を漢方の知恵を使って改善した経験があり、自らの体験から生理や妊活など女性の悩みや不調のサポートを得意とする。

 

[膣&子宮ケアグッズ30選]デリケートゾーンのニオイ・黒ずみ・ゆるみ対策も!

美容家・神崎恵が“膣ケア”で大変身! 美ボディ作りのメソッド&アイテムを公開

 

文・監修/あんしん漢方
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

Web編集/FASHION BOX

RELATED CONTENTS

関連コンテンツ