新しい自分になるために! B-life Marikoさんの毎日5分のゆるめて引き締めるヨガ
体力も衰えがちなこのごろ。毎日5分、無理なく自宅でできるヨガが体力づくりにぴったり。全身をゆるめ、必要な筋肉を引き締めて、元気を回復しましょう。今回は、ヨガ講師・B-lifeインストラクターのMarikoさんに冷え・むくみ対策をうかがいました。
体をゆるめることで心の緊張もほぐれる
「コロナ禍で、運動不足はもちろん、精神的にも落ち込んだり、睡眠障害になる人も増えています。そんなとき始めてほしいのが、1日5分でできる体をゆるめるヨガです」と、Marikoさん。
心が緊張すると体も硬くなり、それがコリや冷えにもつながるという悪循環になります。ヨガで体をほぐすと、緊張も取れて、気持ちも前向きになっていきます。元気が出ないときは、無理にハードな動きをする必要はなく、気持ちいいと感じる動きで体をほぐしたり、じっくりおなかを引き締めるような動きをすれば充分です。
「ヨガのゆっくりした深い呼吸は、リラックスをもたらす副交感神経を優位にするので、穏やかな気分をもたらします。朝のヨガは前向きな一日のスタートに。夜のヨガは穏やかな眠りのために効果的です。毎日のヨガをぜひ習慣にしてみてください」
冷え・むくみ対策
冷え、むくみ対策にはももの大きな筋肉を動かし、鼠径部を伸ばす体勢がおすすめ。体力づくりにもぴったりです。
ハイランジ
リンパの流れをよくするとともに、太ももの内側やハムストリングの筋肉が鍛えられます。
▲膝立ちから、右足を前に大きく踏み出し、膝がかかとの真上にくる体勢にします。背筋を伸ばし、左足のつま先を立てます。
▲後ろ足の膝は伸ばして、バランスを取ります。
▲両手を上に伸ばして、左足の鼠径部の伸びを感じます。3呼吸の間キープ。左右同様に。
ウォーリア2
膝が内側に傾いたり、お尻を突き出さないように注意。股関節の柔軟性を高め、デトックス効果も。
▲足を左右に大きく開き、両手を水平に伸ばします。右足は腕を伸ばした方向に向けます。
▲右膝が直角になるまで膝を落とします。膝が足首より前に出ないように注意。3呼吸キープしたら、左右を入れ替え同様に。
トカゲのポーズ
股関節の柔軟性を高められるポーズ。下半身の血流がアップし、骨盤のゆがみの解消にもなります。
▲四つん這いのポーズになります。腕と腰の角度が直角になるように。足はつま先を立てます。
▲右足を右手の横に持っていきます。左足は一歩分後ろに下げます。
▲両手の肘を床に着けます。
▲左の膝を床から浮かせて伸ばします。3呼吸キープ。左右同様に。
[ヨガ、瞑想ほか] 心もからだも軽快に。毎日の生活に取り入れたい習慣
Information
近著の『寝る前10分 魔法の寝落ちヨガ』(小学館)では、ストレスや疲労を取り除き心地よく眠れるためのノウハウが満載。寝転がってできるポーズで気軽にトライしてそのまま寝落ちできるリラックスヨガとなっている。
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教えてくれたのは……Marikoさん
【PROFILE】
B-lifeインストラクター。2016年にYouTube配信をスタートし、チャンネル登録者数は110万人。自律神経の整えや冷えなど女性特有の悩みにアプローチしたヨガが人気。
5分でできる! おなかやせヨガ|体幹を鍛えて便秘解消にも|ヨガ講師監修
photograph:Kozue Hanada
hair & make-up:Yuka Takamatsu
model:Mariko, Remi
text:Ema Tanaka
(リンネル 2021年3月号)
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