上白石萌音 バディを語る
会った人全員が好きになってしまい、もはや自分が浄化された気分になる！ 愛らしく、品がよく、そして気遣いの人……上白石萌音さんが欠かせない存在＝バディを語ります。バディのお相手はminiでもおなじみの佐藤栞里ちゃん。萌音ちゃんから見た、栞里ちゃんの魅力とは？ さらにminiでしか見られないストリート系萌音ちゃんにも注目です!!
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もねしー旅の相棒！ 佐藤栞里ちゃん
――miniでもおなじみのモデルの佐藤栞里ちゃんとの相思相愛ぶりがテレビでも話題でした（笑）。
「しーさん、大好きー♡ 最初の出会いはお仕事だったんですが、直接お会いする前からテレビで拝見していて大好きだったんです。『1億人の大質問!? 笑ってコラえて！』というテレビ番組に、『朝までハシゴの旅』というコーナーがあり、しーさんに心を奪われました。めちゃくちゃ印象に残っているシーンがあって、一緒にお酒を飲んでいたおじさんに『お友達はいるの？』と聞かれて、『お友達は、おります！』と言っていたのがすごく可愛くって。育ちの良さとか、心のきれいさとか、持ち前の愛嬌が全部伝わってきて、『え、この人可愛い！』と、どきゅーーんとなりました。会ってみたい！って」
――しーちゃんへの愛は周りの人に言ったりしてたの？
「言ってませんでした。会いたいって言ったら、会えちゃう可能性があるので、自分から軽率に言葉にはしないぞと。『会いたい人は？』と聞かれたら答えるけれど、ガツガツはいかないように」
――本当に好きだからこそ、だったんですね。
「そうなんです（笑）。偶然、しーさんも私のことをすごく応援してくださっていて、共通のヘアメイクさんがいて、お互いの話を聞いたりしたこともあったんです。仲良くなった大きなきっかけは『沸騰ワード10』という番組で、しーさんのお友達を探そうという企画の中で引き合わせていただいたことです」
――実際に会ってみたときの印象は覚えてますか？
「ずっと前から知っていたような安心感がありました。想像以上に想像通りの人っていうイメージで、カメラの有り無しがまったく関係ない人でした」
――あえて言葉にするならしーちゃんの魅力とは？
「人のことを最優先にする人なんですよね。人の幸せをいつも願っている人で、いつもLINEとかでも『萌音ちゃんが明日幸せでいることを願っているよ』『おいしいものをいっぱい食べられますように』『明日も笑っていてね』みたいなメッセージをくれるんです」
――七夕の短冊のお願いみたいにピュアですね♡
「誰よりも忙しいはずなのに、願いを込めてくれるんです。人に好かれる人だけど、しーさん自身が人をすごく好きなんだと思います。見返りを求めない無償の愛に溢れているんです。ほわほわとして見えるけど、同時に自分が何をするべきかを常に考えているんです。疲れるはずなのにいつも笑ってくれる」
――お話を聞けば聞くほど、萌音ちゃんと栞里ちゃんは似たもの同士な気がしてきた（笑）。
「いやいや、しーさんは憧れです。細やかな気遣いがあって、それを行動に移せるのがすごいところ！」
――大人になると知り合いは増えるけど、友達をつくるのが少しずつ難しくなる気がして、そういう意味でも栞里ちゃんと出会えたのは稀有なことですね。
「番組を通じて、お互いめっちゃ好きだとわかったから、幸せでしかないですね。コロナ禍なので、一緒にゴハンに行けないのが残念だけど、会いたいなぁ。めっちゃ会いたい。あとでLINEしよっ（笑）」
――ちなみに萌音ちゃんなりの友達の概念って？
「わかりやすく言うと、自粛期間中に会いたいと思った人です。同じように休みの日に、ふと顔が浮かぶ人たちが友達なのかなって思います。高校の友達や、地元の幼なじみの顔が浮かびますね」
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PROFILE／上白石萌音（かみしらいし・もね）
1998年1月27日生まれ。鹿児島県出身。2011年、芸能界デビュー。直近の出演作に、大河ドラマ「青天を衝け」、ドラマ「オー！ マイ・ボス！ 恋は別冊で」など。9月にはオール書き下ろしのエッセイ『いろいろ』（NHK出版）を発売。今秋より、主演を務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（NHK）が放送スタート。
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photography_ATSUKO KITAURA
styling_MAKI OTAKE
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text_HAZUKI NAGAMINE
（mini 2021年9月号）
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