上白石萌音さんの春のおしゃれの楽しみ方 春着たい服と笑顔で過ごすdays
ドラマや舞台、歌手としても大活躍中の人気女優・上白石萌音さんが、春の気分を盛り上げてくれる素敵な装いを披露！ 上白石さんが感じるハッピーな日常とともにお届けします。
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本の世界を巡る時間はハンサムなシャツとともに
「本はいつでもバッグに忍ばせて持ち歩いているもの。作品に入っているときに、手に取るのはエッセイばかり。物語を読んでしまうと、途中で中断するのを避けたくなるし、現実に戻りたくなくなっちゃうんです。その点、エッセイで紡がれるのは誰かの日常であり、心の内側のこと。少しライトな気持ちで読めつつ、誰かの視点やモノの捉え方に触れると、自分のお芝居の引き出しが増えるような気がします」
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上白石さんの春のHAPPYな新習慣とは？
小さな幸せを見つけて、心にチャージしていけたら
撮影のテーマは「上白石萌音さんの春着たい服とハッピーを感じる瞬間」。どのカットも等身大で、自然な笑顔にあふれる。
「もうひとつ挙げるとするなら、寝ているときもハッピーです。お見せできませんけど（笑）。小さい幸せを見つけるのは得意かもしれません。ちょっと窓を開けて自然を感じるだけでも気持ちがいいし、移動中の車の中から外を眺めては、“あぁ、いろんな人生があるなぁ”なんて心が落ち着いたりします。音楽にも助けられていて、音楽アプリで2022年に一番聴いた曲を調べられるんですけど、ハンバート ハンバートさんの楽曲を通算で6000分も聴いていたことが判明しました。心が安らぐし、一日の中のどのタイミングで聴いても寄り添ってくれます。ファッションについても、仕事柄、自分の服で過ごす時間がすごく少ないので、私服は好きな服を着ることをすごく大事にしています。着心地のよさもですし、お気に入りの服って見るだけでもキュンとしますよね」
なかでも、友人と過ごす時間には格別な幸せがあると、上白石さん。
「本を読む、お芝居を観る、音楽を聴くというのはひとりで完結します。でも、爆笑って友人がいないと成り立たない。引き笑いで息も絶え絶えになる瞬間、めっちゃ幸せを感じてます」
心とカラダにエネルギーをチャージして、3月からミュージカル『ジェーン・エア』に挑戦。
「とてもドラマチックで、ある種のファンタジーを兼ね備えた作品ですが、人物の描かれ方が素晴らしくて、ちゃんと現実感を伴って楽しめる物語になっています。私にとっては高い壁でしかないんですけど、お稽古を重ねて、なんとかがんばってジェーンを生きられたら」
INFORMATION／ミュージカル『ジェーン・エア』
原作は1847年に刊行されたシャーロット・ブロンテ氏の長編同名小説。2000年にブロードウェイにてロングラン上演され、トニー賞で主要5部門にノミネートされた不朽の名作。11年ぶりとなる日本上演は、演出に『ナイツ・テイル-騎士物語-』『千と千尋の神隠し』を手掛けたジョン・ケアード氏。3月、4月に東京・東京芸術劇場プレイハウス、4月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演予定。
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PROFILE／上白石萌音（かみしらいし・もね）
1998年1月27日生まれ。鹿児島県出身。2011年、芸能界デビュー。出演作に、大河ドラマ『青天を衝け』、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、舞台『千と千尋の神隠し』などがある。今年1月、自身初の日本武道館公演となる「MONE KAMISHIRAISHI 2023 at BUDOKAN」を開催するなど、ミュージシャンとしても活躍中。
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Model_Mone Kamishiraishi
Photo_Chihiro Tagata
Styling_Kaori Okano
Hair ＆ Make-up_Kanae Yamada
Interview_Hazuki Nagamine
Edit ＆ Text_Maiko Watanabe
（steady. 2023年3月号）
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