酷暑も峠を越えて、いよいよ秋本番は目の前。8月には夏バテ、夏痩せ、冷え性、不眠をはじめ、さまざまな体調不良に陥った人がいたかと思いますが、意外に多いのが“夏太り”。特に女性は、夏太り経験者が多いようです。
冷やし中華にそうめん、アイスクリームにシャーベット、ビールに酎ハイ、唐揚げにポテトフライ……そんな夏の定番を頻繁に食べませんでしたか? しかも、食事時間が不規則だったり夜遅くに食べたり、朝食を抜いたり……。そんな乱れた食生活こそ、夏太りの最大の原因なのです。
とはいえ、夏太り解消のためにいきなりダイエットするのは考えもの。仮に痩せることができたとしても、食生活が乱れたままでは、いずれリバウンドしてしまうのは火を見るよりも明らか。この機会に食生活を見直して、体の中から健康になりたいものですよね。そんな人におすすめの『リンネル特別編集 体を整える、わたしの習慣』が発売されました。
『リンネル特別編集 体を整える、わたしの習慣』
監修:白澤卓二
http://tkj.jp/book/?cd=TD285898&p_bn=201808
食生活を見直すためには、まず、正確な知識を得ることが肝心。俗説に惑わされず、栄養学的に正しい方法を取り入れたいもの。本誌では、「知っておきたい食生活のあるある勘違い」として、調子を整えるつもりが実は逆効果だったりする勘違いを教えてくれます。
以下の食生活は、○、×、△どれでしょう?
減塩を心がけて食事をしています。
【 × 】
ストレートに言えば、減塩は不要です。問題は、塩の質です。本来の正しい塩は、人間が生きていくうえで欠かせないミネラルを豊富に含み、血圧を調整する役割も担っています。やめなければいけないのは、精製された悪い塩、塩化ナトリウムです。塩は毎日食べるものですから、その質を替えるだけで体のなかは大きく変化します。発酵調味料としてビタミンB群が豊富な塩麹もいい塩分としておすすめです。
牛乳よりヘルシーな豆乳をいつも選んでいます。
【 △ 】
豆乳は、確かに牛乳に比べて植物性でカロリーも低く、ヘルシーです。豆乳は原料が大豆ですからたんぱく質も豊富で、マグネシウムも多い優秀食材。豆乳を飲むことはとてもいいことですが、牛乳には豆乳の10倍ものカルシウムが含まれています。カルシウムは骨をつくるほか、脂肪の吸収を防ぐメカニズムにも影響する大切な栄養素。カルシウム不足を補うには牛乳のほうが理想的です。バランスを忘れないように。
肉は食べずに、毎日魚を食べています。
【 × 】
魚ももちろん大切な食材ですが、肉を全くとらず魚だけだと、よほど意識しないとたんぱく質が不足しがちになります。理想的な腸内フローラのためにも、肉はぜひ適度に食べてほしい食材です。一方で肉は腸内で悪影響を及ぼす腐敗菌のエサにもなるので食べすぎは禁物。理想は、肉を週2回、魚は週5回の割合。肉を食べるとき、悪役になる脂肪を過剰にとりすぎなければ問題ありません。
監修者で、アンチエイジングや認知症予防の専門家である白澤卓二先生によると、「食べたいものは何でも手軽に手に入り、自由に食べられるからこそ、私たちの内臓は実はとても疲れています」とのこと。とくに「毎日のダラダラ食いが疲れを生み出す原因」とか。
まずは、自分の体のために、食生活を見つめ直してみましょう。
text:P.M.A. Tryangle
edit:FASHION BOX
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