「髪が薄くなってきたかも……」「デリケートゾーンがうるおい不足……」今までと様子が違ってきたら、それは女性ホルモンのせいかも?そんなときは、市販アイテムを試したり生活習慣を見直したりしてみるのも手。悩むよりも実践!手軽にはじめられるセルフケア方法をご紹介します。
教えてくれたのは……
宮益坂メリーレディースクリニック 院長 長岡美樹先生
頼りになるセンパイ女性でもある、婦人科専門医。不調がなくなっても定期的に通ってくる患者さんもいるそう。日本女性医学学会認定医、日本産婦人科学会認定医。
セルフケア
今までと様子が違ってきたら、即スタート
「不調の種類や程度によっては市販のアイテムで症状が軽減することもあります。薄毛やデリケートゾーンのうるおい不足も立派な症状ですが、まずは手軽に試せるものを使うのもよいと思います」(長岡先生)悩むよりも試すべし!手をこまねいているよりもよっぽどポジティブです。それでも改善しないようならためらわずに婦人科へGO!
▶うるおい不足には
セックス時にうるおいを補う潤滑ゼリー。リューブゼリー 55g 1000円(日本家族計画協会)
日常生活でのデリケートゾーンのうるおい不足に。メノケアモイストゼリー 50g 1500円(日本家族計画協会)
▶薄毛には
頭頂部の薄毛に。有効成分ミノキシジルが髪の深部に働きかけて、発毛と育毛を促し、抜け毛も予防。リアップリジェンヌ 第1類医薬品 60mL 5239円(大正製薬)
女性ホルモンの一種「エチニルエストラジオール」のほか、大豆由来の「ソイセラム」などを配合した薬用育毛剤。スカルプD ボーテ メディカルエストロジー スカルプセラム 医薬部外品 80mL 7223円(アンファー)
▶女性らしさをサポート
GLOW世代の健康と美を応援する大豆由来のサプリメント。エクエル 112粒 4000円(大塚製薬)
生活改善
健康のためにいいことは女性ホルモンにもいい!
「ストレスを減らす、十分な睡眠をとる、栄養バランスのよい食事をとる、適度な運動をすることも更年期の不調を改善するために有効です。体内で女性ホルモンと同様の作用をする大豆イソフラボンや、エクオールといった成分をとるのもよいでしょう。閉経後は高血圧、高脂血症、糖尿病などのリスクが上がるので、今から生活改善を。肥満のある人は適正体重に、タバコを吸う人は禁煙して生活習慣病の予防に取り組んでください」(長岡先生)
その他の女性ホルモンに関する記事はこちら!
「眠れない」「疲れやすい」は女性ホルモン不足?婦人科へ行こう!
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
取材・文_黒川ともこ
編_安藤彩紀[vivace]、FASHION BOX
(GLOW 2019年6月号)
【いま読まれている人気記事】
女性ホルモンの低下?女医に聞いた大人のニオイが独特なワケ
人気モノマネ芸人が再現!ナチュラルメイクのNG例
お札の向きは下向きが正解⁉︎「貯まる財布」5つの条件
人気占い芸人に聞く!人生も恋も“トクする人”がしていること
お家でできるヒップアップエクササイズ まとめ