保存食も見せる収納でおしゃれに。暮らし上手なモデルの憧れキッチン

日々の暮らしを豊かにするには、キッチンの存在はとても大きいもの。暮らし上手さんの心地いいキッチンとは?今回は、モデルのAYUMIさんのお宅でキッチンを拝見。建売り住宅をアレンジして、収納をキッチンリフォーム会社にオーダーしたそうです。キッチンへのこだわりを教えてもらいました。

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キッチンを見せてくれたのは……

モデル AYUMIさん

出典: FASHION BOX

本誌はじめ多くの女性誌や広告で活躍。一男一女の母としてのナチュラルな暮らしも注目され、インスタグラムも大人気。

白で統一してリビングと一体感を。家事をしながら子どもとおしゃべり

出典: FASHION BOX

天井ぎわの明かり取り窓からのやさしい光に包まれるキッチン。扉で隠す収納と、オープン収納を組み合わせて軽やかな印象に。棚にはAEGの電気オーブンをビルトイン。収納上のカゴにも、ストックものや季節用品を収納。冷蔵庫はドイツのミーレのもの。

出典: FASHION BOX

Ⅰ字型のシステムキッチンは備え付けのものを活かして、グリルだけチェンジ。背面にドイツ製のシステム収納を入れ、分別ゴミ箱も組み込む。

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ゴミ箱は最初から無印良品のものと決めてサイズを測り、可燃、プラ、ビン・カン、紙用の4個がぴったり並ぶスペースを確保。


梅干しをはじめ発酵飲料や料理に使う醤油麹など、手を惜しまずに作る保存食は取り出しやすく並べて、普段の食生活にちゃんと活用。

健康的な暮らしを無理なく支えてくれるキッチンに

閑静な住宅街に立つ一軒家。AYUMIさんがこの家を気に入った一番の理由はキッチン背面にある大きな壁の存在でした。

「開口部は天井ぎわの明かり取り窓だけ。それ以外は壁一面を自分流の収納システムにデザインできるのがいいなと思って。普段から食生活は大切にしたいので、キッチンは私にとってとても大事な場なんです」

収納をオーダーしたのは、ドイツのキッチンブランドを扱うキッチンリフォーム会社。
「大きめのキッチン家電が収まる棚から、浅めの引き出しまで、手持ちの道具類や食器に合わせて収納システムを提案してもらいました。扉はもちろん、取っ手や棚、引き出しもすべてドイツから取り寄せ。リビングと一体のオープンキッチンだから色は白と決めていて、主張しすぎずに家具ともなじむ木目調を選びました」

すべてを扉で隠すと圧迫感があるので一部はオープン収納に。棚には手作りの梅干しやコンブチャ、醤油麹などの瓶がずらりと並び、ご飯をおいしく保温する桐のおひつも乾かしながら収納したいから、ここが定位置。夏場は瓶の梅干しを一粒おひつのご飯にポン!

なんとも自然体で健康的な暮らしを、自分の使い勝手に合わせて作ったキッチンが支えてくれています。

※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Hisako Yanagihara
text_Nobuko Sasaki
illustration_atelier PLAN
edit_Satoko Ishikawa[vivace], FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖 2019年6月号)
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