脂肪燃焼効果が高いと人気の「ボクシング」。興味はあるけど、わざわざジムに入会するのは……と思っているあなた。実はジムに通わなくても自宅で「なんちゃってボクシング」ができるんです!
教えてくれたのはこの方
工藤孝文(くどうたかふみ)
福岡大学医学部卒業後、アイルランド・オーストラリアへ留学。現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療を行う。糖尿病・ダイエット・東洋医学・漢方治療専門とし、NHK『あさイチ』『ガッテン!』、日本テレビ『世界一受けたい授業』などテレビ出演多数。また、『やせる出汁』(アスコム)、『リバウンドしない血糖値の下げ方』(笠倉出版社)、『疲れない大百科』(ワニブックス)『おからヨーグルトダイエット』(KADOKAWA)など著書多数。
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基礎代謝がよくなり、脂肪燃焼効果が高いと話題の「ボクシング」。ジムに通ったり、グローブを用意したりと面倒なイメージがありますが、実は家で簡単にできる「なんちゃってボクシング」でも十分効果があるのです。
「なんちゃってボクシング」とは?
ボクシングはグローブをしてサンドバッグを連続でパンチしたりキックしたりをくり返す筋力トレーニングです。全身を使った有酸素運動を効率的に行えるほか、肩甲骨を頻繁に動かすため周辺にある褐色細胞が刺激され、脂肪燃焼しやすい体になります。
さらに、体をリズミカルに動かすことでインナーマッスルが鍛えられるのでバランス感覚がよくなったり、音楽をかけながら行うことでストレス発散、リフレッシュ効果もあります。そして、自宅でも行える「なんちゃってボクシング」でもこれらの効果は同様に期待できるのです。
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「なんちゃってボクシング」のやり方
1:腰を落としてこぶしを構える
足を肩幅よりやや広く開いて、軽くひざを曲げて腰を落とします。背筋は伸ばしたままこぶしをあごの下あたりで軽く握り、構えます。
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2:左右、前方に向かってこぶしを突き出す
伸び上がりながら右の拳を斜め前方にまっすぐ突き出します。その後、すぐに1の姿勢に戻り、左側も同様に行い、左右交互にくり返します。
自宅でボクシングを行う際のポイントは、スタート時の姿勢です。足は肩幅よりやや広く開き、軽く腰を落としてください。こぶしを突き出すときに伸び上がりながら斜め前に体をひねることで、下半身も効果的に鍛えることができます。
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ボクシングは有酸素運動なので汗をかきやすく、運動後はすぐにお風呂に入りたくなるかもしれません。しかし、運動後の入浴は30分は我慢してください。筋肉を温めると脂肪燃焼効果が下がってしまいます。
(抜粋)
TJ MOOK『ズボラでも運動不足を解消できる本』
https://tkj.jp/book/?cd=TD296146
監修:飯田 潔、板倉弘重、工藤孝文、木野村朱美、渡辺淳也
編集・ライティング/矢作美和、古里文香、茂木理佳、川上 萌、千葉琴莉、相澤美沙音(バブーン)
イラスト/藤井昌子
編集/FASHION BOX
(TJ MOOK『ズボラでも運動不足を解消できる本』)
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