スロースクワットで中性脂肪を下げる!医師直伝“ゆる筋トレ”が内臓脂肪・コレステロールに効果アリ

スロースクワットで内臓脂肪を下げる!医師直伝“ゆる筋トレ”が内臓脂肪・コレステロールに効果アリ

(2019年12月25日更新)

お腹の中についた内臓脂肪。食事に気をつけて脂肪を落としていきながら、運動も取り入れましょう。栗原毅先生が自宅でできる簡単スクワット方法を教えてくださいました。コツコツ続けて、ぜひ習慣にしていきましょう!

《目次》

 

教えてくれたのはこの方

スロースクワットで中性脂肪を下げる!医師直伝“ゆる筋トレ”が内臓脂肪・コレステロールに効果アリ
出典: FASHION BOX

栗原 毅(くりはら たけし)

【Profile】
1951年新潟県生まれ。医学博士。北里大学医学部卒業。栗原クリニック東京・日本橋院長。前慶應義塾大学特任教授、前東京女子医科大学教授。主な著書・監修書に『誰でもスグできる! みるみるコレステロールと中性脂肪を下げる200%の基本ワザ』『誰でもスグできる! 肝機能をみるみる高める200%の基本ワザ』(ともに日東書院本社)、『血液サラサラで美人になる!』(マガジンハウス)、『糖尿病の食事はここだけ変えれば簡単にヘモグロビンA1cが下がる』『〈卵と肉〉が糖尿病に効く!』(ともに主婦の友社)、『1日25gのチョコが効く! 脂肪肝はちょっとしたコツでラクラク解消する』『“糖質ちょいオフ”で今すぐできる! 中性脂肪を自力でみるみる下げるコツ』(ともに河出書房新社)、『ズボラでも中性脂肪・コレステロールは下げられる!』(宝島社)など。

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スロースクワットで脂肪を燃焼

内臓脂肪を落とすには、運動も必要です。ただし、腹筋などのつらい運動ではなく、いつでもどこでもできる「ゆる筋トレ」が最も有効です。おすすめは、人間の筋肉の中で最も体積が大きい大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を含む、下半身の筋肉を強くする「スロースクワット」です。

筋肉が大きいので、きちんとトレーニングをすれば基礎代謝のアップや脂肪燃焼効果が望めますが、さぼるとすぐに筋肉が衰えます。そのため、気軽に続けられる「スロースクワット」がベストなのです。スロースクワットでは、ほかにお尻の筋肉である大臀筋(だいでんきん)、太ももの裏側にあるハムストリング、ふくらはぎの筋肉である腓腹筋(ひふくきん)やヒラメ筋を鍛えます。

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スロースクワットのやり方

スロースクワットで中性脂肪を下げる!医師直伝“ゆる筋トレ”が内臓脂肪・コレステロールに効果アリ
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【1】
・脚を肩幅より広めに開いて立つ
・腕を胸の前で組む
・つま先よりひざが前に出ないようにし、お尻を突き出す

スロースクワットで中性脂肪を下げる!医師直伝“ゆる筋トレ”が内臓脂肪・コレステロールに効果アリ
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【2】
・「1、2……」と声に出して数えながら、5秒くらいかけて、ゆっくりとひざを曲げる
・太ももと床が平行になるまで曲げる

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【3】
・「1、2……」と声に出して数えながら、5秒くらいかけて、約40度までひざを伸ばす
・ひざを伸ばしきらないまま、2の状態に戻す(休まず、ゆっくりと動作を繰り返す)

呼吸を止めないよう、声を出しながら行う。1日10回、朝晩5回ずつ。

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スロースクワットで鍛えられる筋肉

スロースクワットで中性脂肪を下げる!医師直伝“ゆる筋トレ”が内臓脂肪・コレステロールに効果アリ
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ハムストリング

ダッシュやジャンプをするときに大きな力を発揮する。スクワットでは体を上げるときに力が入って収縮する。

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大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

筋肉が大きいので、トレーニングで脂肪の燃焼や基礎代謝のアップ、太らない体作りに大きな効果が期待できる。

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ふくらはぎ

腓腹筋はダッシュやジャンプでよく使う筋肉で、平べったい形をしているヒラメ筋には脂肪がたまりやすい。

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お尻の筋肉(大臀筋/だいでんきん)

大臀筋は階段の上り下りやイスから立ち上がる際に活躍する筋肉で、脂肪がたまりやすいので鍛えがいがある。

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(抜粋)

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TJ MOOK『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』
監修:栗原 毅

編集・執筆/株式会社はる制作室、真瀬 崇、坂本夏子
編集・執筆協力/常井宏平
本文イラスト/仲西 太、桜井葉子
撮影/中川晋弥
イラスト・写真協力/Shutterstock、photolibrary
TJ MOOK『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』
WEB編集/FASHION BOX
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