黄色く熟した大粒の完熟梅は、比較的出回る期間も長く、完熟梅と塩のみで作る白梅干しは下処理の手間が省けて梅干し作りの初心者におすすめです。
第2回の今回は、へたを取った梅を塩とともに並べ、重石をのせるまでを紹介します。
【教えてくれたのは……】
山田奈美さん
薬膳料理家、食養研究家、国際中医薬膳師、「食べごと研究所」主宰。北京中医薬大学日本校卒。東京薬膳研究所の武鈴子氏に師事し、薬膳理論や食養法について学ぶ。雑誌などでレシピの提案・制作を行い、アトリエ「古家1681」ではワークショップも開催。最新刊は『旬を楽しむ梅しごと』(家の光協会)。
(↓vol.1からの続き)
4. 塩と梅を並べ入れる
消毒した琺瑯(ホーロー)ケースに未使用の食品保存袋をセットし、袋の底に塩をうっすらと振り入れます。塩の上に梅を一段、並べ入れます。
5. 重ねて入れていく
梅の上から塩を振り入れます。これを交互にくり返して重ね、上段ほど塩を多めに振ります。すべての梅を並べたら、表面を塩で覆い、空気を抜いて袋の口を密閉。このとき、梅酢がこぼれないよう、口を上向きにしてケースに入れます。
6. 重石をのせる
琺瑯ケースにぴったり収まるサイズのペットボトルに水を入れてのせ、ふたをします。梅酢を早く上げるために、均一に重さがかかる大きさで梅と同量ほどの重石にするのがポイント。塩袋や砂糖袋などでもOKです。
(vol.3へ続きます)
(大人のおしゃれ手帖編集部)
photograph: Aya Sunahana
text: Mizuki Sakaguchi
edit: FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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