（2019年12月9日 更新）
運動不足でお悩みの方にオススメしたい、シンプル・簡単・短時間と三拍子そろった「壁立ち」エクササイズ。まずは壁に立って自分の“姿勢ぐせ”をチェック。くせを改善して美しい姿勢を目指しましょう。正しい姿勢を意識すると、若返りや美肌、肥満防止など、体に良い変化が起きるかも。
《目次》
このコンテンツの監修者は……
壁立ちアンチエイジングレッスン・トレーナー
山本江示子さん
【profile】
15年前から美容皮膚科の運営に携わる。見た目だけのアンチエイジングに限界を感じ、姿勢や内分泌、自律神経などを総合的に研究し、「壁立ち」エクササイズを提案。著書『寝る前１分の壁立ちで一生歩ける！』（アチーブメント出版）が話題に。
まずは「壁立ち」で自分の“姿勢ぐせ”をチェック！
「壁立ち」エクササイズの基本はコチラ→
☆寝る前に1分立つだけ！「壁立ち」エクササイズ
肩甲骨が壁につかない「巻き肩」さん
タンクトップ￥9,500、パンツ￥10,000／ともにスリア（インターテック）
【このタイプの人に多い特徴】
＊胸が下がる
＊首や肩がこる
＊二の腕が太くなる
＊偏頭痛が起きる
＊二重あごになりやすい
肩が前に出る「巻き肩」では、肩甲骨が外に広がっているため腕の動きが悪くなります。放っておくと、肩こりや肩周囲の筋肉に炎症が起こり、腕を上げたり、大きく動かしたりしにくくなる可能性があります。肩甲骨を正しい位置に戻して、肩の柔軟性を保ちましょう。
▶︎「巻き肩」さんのための！肩を正しい位置に戻すエクササイズ
（1）肩を上に上げます。鎖骨が左右同じ高さになるように。
（2）肩を後ろに引いて、肩甲骨を中央に寄せながら、力を抜いてまわし下ろします。肩は特に意識的に下げるようにします。
頭が離れ、首が前に突き出る「ストレートネック」さん
【このタイプの人に多い特徴】
＊目線が下がり、視野が狭くなる
＊やる気が出ず、作業効率や集中力低下
＊顔が大きく見える
＊偏頭痛、眼精疲労、視力低下
首の骨の湾曲がなくなるため、本来の頭の重さの3倍強(20kg弱)を細い首で支えることに。健康面でも美容面でもマイナスの影響が出ます。特に「胸鎖乳突筋」が縮み、首が斜め前に突き出るのが問題。首の骨で頭蓋骨をしっかり支えられる位置に、首や頭の位置を戻しましょう。
▶︎「ストレートネック」さんのための！首を正しい位置に戻すエクササイズ
（1）「胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）」（写真の赤い部分）を軽く指でつかみます。
※胸鎖乳突筋とは？
首を斜め後ろに傾けたときに首に浮かぶ筋肉。鎖骨から耳の後ろあたりをつないでいます。
（2）「胸鎖乳突筋」をつかんだまま、頭を後ろに倒し、戻します（あごが前に出ないように）。「胸鎖乳突筋」が上にまっすぐ伸びていると、首の自然なカーブが復元できています。1日に何回行ってもOK。
その他のエクササイズはこちら！
☆若見え・疲労改善効果も！壁に立ちながらやる簡単エクササイズ
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
撮影_青木郁
スタイリスト_平井律子
ヘア＆メイク_藤本希[cheek one]
モデル_藤井やよい[オスカープロモーション]
WEB編集_FASHION BOX
（素敵なあの人 2019年春号）
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