大人の女性があまり露出したくない三大パーツ、首・腕・お腹。どういう服を選べば、スマートに夏のおしゃれが楽しめる?スタイリストの池田奈加子さんにアイテムを選ぶコツを教えていただきました。味方にすべきはシャツワンピ。4つのコーデ例でその着こなし方をご紹介します。
教えてくれたのは……
池田奈加子さん
アパレルショップ勤務、プレス経験を経て、スタイリストに。雑誌や広告、様々な分野で活躍。着る人の魅力を引き出し、バランスよく見えるスタイリングの提案が人気。著書に『おしゃれの「落とし穴」45歳からの永遠のファッション・セオリー』(講談社)がある。
首・腕・お腹の三大悩みをスッキリ見せるには?
▶︎スッキリ効果大のシャツワンピを味方に
清潔感、きちんと感、スッキリ感。シャツというアイテムには、デザインや素材にその印象が備わっています。だからこそ細見えアイテムとして最適。大人はそこに丈感や着こなしを駆使して、よりスッキリ見える印象を作って。
【コーデ例1】ノーカラー、五分袖、ストライプ着やせ要素を盛り込んで
ワンピース¥16,800/ミズイロインド(マーコート)、カゴバッグ¥22,000/ムーニュ(トゥモローランド)
ストライプシャツは細見えの代表格。肩下が落ちるドルマンタイプを選んで。首まわりのもたつきはノーカラーが解消します。白がポイントのかごバッグで爽やかさをプラス。
【コーデ例2】オールインワンをのぞかせて縦長シルエットを作る
リネンワンピース¥27,000/アッパーハイツ(ゲストリスト)、オールインワン¥57,000/トランジット パーサッチ(トランジット パーサッチ青山店)、カゴバッグ¥24,000/ムーニュ(プレインピープル 青山)、サンダル¥48,000/ヴィットリオ ヴィルジリ/ハウント代官山(ゲストリスト)、バングル¥10,000/ドレスアンレーヴ
黒×黒ながら、とろみ素材のオールインワン、リネンのシャツワンピースという組み合わせが、上品なコントラストを生む。縦長のラインと動きの効果でスマートな印象に。
【コーデ例3】歩くたび広がるドレープで着やせの印象に
ワンピース¥88,000/クリステンセン ドゥ ノルド(ストックマン)、デニムパンツ¥23,000/アッパーハイツ、サンダル¥29,000/ルチェンティ(ともにゲストリスト)、バッグ¥79,000/ボルボネーゼ(三喜商事)、イヤリング¥15,000/エスティーム、バングル¥10,000/ドレスアンレーヴ(ともにドレスアンレーヴ)
たっぷり生地を使ったシャツワンピースを羽織にして、歩く姿が細見えに。背中のギャザーで後ろ姿もきれい。中はTシャツ、デニムでカジュアルにまとめ、ぬけ感を作って。
【コーデ例4】ぬけ感が備わった技ありワンピースを選ぶ
ワンピース¥53,000/トム(トゥモローランド)、レギンス¥9,000/オーラリー、フラットシューズ¥62,000/マルティニアーノ(ギャルリー・ヴィー 丸の内店)
衿の開き、腰元のリボン、ドルマンスリーブなど、着るだけでぬけ感を演出するシャツワンピース。レギンスはスリット入りを選べば、さらに細見え効果大。
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photograph_Tomoya Uehara
styling_Nakako Ikeda
hair&make-up_Kyoko Fukuzawa
model_Yue
text_Masaki Takeda[mineO-sha]
edit_Masaki Takeda[mineO-sha], Satoko Ishikawa[vivace], FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖 2019年7月号)
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