医師が教える!職場での健康診断を最小限にする裏ワザ

医師が教える!職場での健康診断を最小限にする裏ワザ

出典: FASHION BOX

自分のためとはいえ、なかなか気乗りがしないのが健康診断。病院嫌いの人は特に、できることなら検査項目を減らしたい……と願っているのではないでしょうか?
実はそれ、やり方次第でできちゃうそうなんです!アナタの代わりに、お医者さんに聞いてみました。

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Q. 職場検診の項目を最小限にする裏ワザがあれば教えてください

健康診断の項目は職場によって違いますが、厚生労働省が決めた「労働安全衛生規則」で必須とされている主な項目は、身長・体重や血圧の測定、血液検査、胸部レントゲン検査です。

これら以外の、胃のレントゲン撮影、乳房のレントゲン検査、前立腺がんのPSA採血検査などは、すべてオプション検査で、いわば職場がサービスとして実施しているものなので、必須項目にくらべて断りやすいはずです。

必須項目のうちいちばん問題なのは、胸部レントゲン撮影でしょう。欧米で実施された比較試験で、受けない場合にくらべ、胸部レントゲン撮影を受けると肺がん死亡率が上昇する(!)ことや、総死亡率が高くなる(!)ことが示されたのに、日本ではそういう比較試験結果が報じられたあとに、胸部レントゲン撮影が老人健診に導入されました。

職場の担当者に「胸部レントゲン撮影をぜひ受けてください」と言われたときの対策としては、「放射線被ばくによる発がんが怖いので、遠慮します」と返事するのがひとつの方法です。ほかの項目を受ければ、健康診断を一応受けたことになるので、担当者の矛先(ほこさき)も鈍るはずです。

もし執拗(しつよう)だったら、「レントゲンで発がんすることはない。万一肺がんが生じたら会社が補償すると一筆書いてください」と言えば、たいてい黙るはずです。

医師が教える!職場での健康診断を最小限にする裏ワザ
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A. いちばん問題なのは胸部レントゲン撮影。「万一肺がんが生じたら会社が補償すると一筆書いてください」と担当者に言えば、たいてい黙るはずです。

 

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【教えてくれたのは…】
近藤誠(こんどう まこと)
1948年、東京都生まれ。「近藤誠がん研究所」所長。73年、慶應義塾大学医学部卒業。76年、同医学部放射線科に入局。83~2014年、同医学部講師。12年「乳房温存療法のパイオニアとして抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性などの啓蒙を続けてきた功績」により第60回菊池寛賞受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」(https://kondo-makoto.com)を開設し、6年間で9000組以上の相談に応えている。『がん放置療法のすすめ』(文春新書)、『医者に殺されない47の心得』(アスコム)、『最高の死に方と最悪の死に方』(宝島社)、『眠っているがんを起こしてはいけない。』(飛鳥新社)、『このクスリがボケを生む!』(学陽書房)ほか著書多数。

(参考)

宝島社新書「医者が教える『がん』にならない30の習慣」
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宝島社新書「医者が教える『がん』にならない30の習慣」
著者:近藤誠
企画・編集協力/日高あつ子
https://tkj.jp/book/?cd=TD296184

編/FASHION BOX

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