働く女性のウェルネスと最新技術
同世代代表 和田彩花さんと考える女性の体
毎月やってくる生理をはじめ、女性を悩ます症状はさまざまです。今回は女性のウェルネスケアについて発信をしている、元アンジュルムの和田彩花さんに『steady.』読者と同世代だからこそ思う、今の女性にとって大切なことをお話ししてくれました。
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自分の体にもっと関心を持っていいと思う 快適になるに越したことはないから
自分のことがわかるのは自分 向き合う時間を作って
私は10代からずっと働いてきたので、生活の中で、自分の心と体のケアを怠ったことが多かったんです。若いときは若さで乗り切れちゃうこともあって、それで一度自分のバランスが崩れてしまったことがありました。だからみなさんにも、無理はしないで、自分のケアをぜひ考えてほしいなと思います。また、私は以前からジェンダー系の問題に興味を持っていたこともあって、関連の本をよく読んでいました。その中で、自分の体を自分でコントロールしていくことが、ひとつの自由なんだなと感じるようになって。生理が重いとか、そういうことって恥ずかしいし、話しちゃいけないことだと思っていたんですけど、話していいんだなということを本から学びました。体に関してもっと真剣に取り組んでいいんだと、意識は変わったと思います。
今まで生理に関することって、ないものとして扱われてきたような空気がありましたよね。2020年から、生理用品ブランドのソフィさんの「#NoBagForMe」という活動に参加しています。その活動で、自分たちは正しい情報にアクセスできるようにオープンに話していくことが重要だと思っていたのですが、それでも恥ずかしいから話したくないという声を聞いてから、話をしても話さなくてもどちらも認めることで、豊かな社会になるのだろうなと思ったんです。オープンに話すことが正解というように発信してはいけない。とはいっても、会話の中で自然とそういうトピックがまったく出てこないと、検査を受けるタイミングを逃してしまったり、情報に辿り着けないことが多いかもしれないから、自分で情報を摑みにいくことも大切だと思っています。
無理なことを無理って口にするのは、大事だと思うし、口に出す勇気って必要だなと思います。私は、生理期間はどうしたってしんどくなるので、お休みの日だったら家にこもります。本を読むのが好きなので、本を読んだり、本を読むことさえしたくないときはひたすら映画を観て過ごしています。好きなことをして自分のために過ごす時間は、心の栄養にもなると思う。だから、辛いときに何をしたら自分は落ち着くんだろうと考えるのもいいですよね。それは自分に向き合っていることでもあるから。結局、自分の心と体を元気にさせてあげるのは自分。好きなことをしている時間はすごくいい時間だと思います。生理期間のように辛いときに、好きなことに時間を充ててあげられると、最高だなって思います。
和田さんの前向きアイテム
低用量ピル
副作用もあったりするので、簡単に人にはおすすめできませんが、私はピルによってだいぶ楽になりました。生理が来るタイミングもわかるし、痛みも改善されて、量も減りました。
吸水サニタリーショーツ
最初は「え、本当?」って思ったのですが、出血の量が少ない日や終わりかけのときは、使いやすいです。生理がいつ来るかなってソワソワするときでもこれをはいておくと安心です。
話題の「吸水ショーツ」をまだ使ったことのない人に、オススメしたいブランド3選♡
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PROFILE/和田彩花(わだ・あやか)
1994年8月1日生まれ、群馬県出身。女性アイドルグループ・アンジュルムで活動し、2019年に卒業。現在は、美術に関する仕事のほか、ジェンダーについても数多く発信している。初のソロアルバム「私的礼讃」好評配信中!
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イラスト/あきもとみゆき
取材・文/弓削桃代
撮影/谷脇貢史
スタイリング/為井真野(KIND)
ヘア&メイク/小園ゆかり
(steady. 2022年2月号)
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WEB編集/FASHION BOX