やっぱり着たい！“大人に似合う”甘い服。クラシカルブームに乗って、甘いデザインが気になる秋。ヘアメイクも、甘い服に合わせてアップデートしましょう。ヘアメイクの村上綾さんに、甘い服を大人っぽく引き締めるヘア＆メイクテクニックのワンポイントルールを伺いました。
教えてくれたのは……
ヘアメイク 村上 綾さん
化粧品メーカーのアルビオンに入社後、ヘアメイクアップアーティストのOSSAMU氏に師事。2010年に独立し、現在は女性誌ほか、広告などでも活躍中。
服が甘いぶん、ヘアは外ハネでシャープさを
▶ショートヘアのポイント
甘い服を着るときは、エアリーなふわふわヘアより、まとまり感のある重めのヘアがおすすめ。ショートヘアなら、手のひらにヘアオイルをのばし、髪の内側と外側になじませたあとコームで整え、ストレートアイロンで外ハネを作ることでシャープな印象に仕上がります。
ワンピース¥31,000／マリメッコ（ルック ブティック事業部）、中に着たトップス¥8,500／ポルテ デ ブトン
[ミディアム＆ボブ]いつものスタイルにちょこっとプラスで旬なヘア♡
▶リップのポイント
メイクで重きを置くのはリップ。秋が深まってきたら、赤みのあるブラウンがお似合い。少しグロッシーなタイプを選んで、ヘルシーな空気をまとわせて。
メイクは血色のよさを、ネイルは女性らしさを重視
▶ロング＆ミディアムヘアのポイント
ロングヘアというだけでも女性らしさが強いので、ヘアメイクは引き算を。チークやリップは、血色がよくなるベージュ系のオレンジがいち押し。ヘアは、ツヤが出るジェルやオイルを手のひらにのばし、髪全体になじませ、キュッとタイトにまとめて凛とした雰囲気に。
ブラウス¥16,000／ニーム（ニーム自由が丘店）、肩にかけたカーディガン¥7,900／レ バジック ド ニーム（ニーム自由が丘店）
凝って見えるのに実は簡単！こなれ髪をつくるロングヘアアレンジ集
▶ネイルのポイント
メイクがかなりナチュラルなので、ネイルで秋らしさを演出。落ち着いたボルドーをセレクトして、しっとりとした大人の女性らしさを表現します。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Tomoya Uehara
styling_Mio Kiyomiya
hair＆make-up_Aya Murakami
model_Julia，Miyu Hayashida
text_Momoko Miyake
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]
（リンネル 2019年10月号）
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