1日大さじ1杯でOK! お酢がもたらす体に嬉しい6つの効果

1日大さじ1杯でOK! お酢がもたらす体に嬉しい6つの効果

出典: FASHION BOX

栗原毅先生はお腹の中についた内臓脂肪を落とすためにお酢の摂取を推奨しています。大手醸造メーカーのミツカンの試験でも明らかになった、お酢が体に与える良い効果とはどんなものがあるのでしょうか。栗原先生が詳しく教えてくださいました。

教えてくれたのはこの方

1日大さじ1杯でOK! お酢がもたらす体に嬉しい6つの効果
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栗原 毅(くりはら たけし)
1951年新潟県生まれ。医学博士。北里大学医学部卒業。栗原クリニック東京・日本橋院長。前慶應義塾大学特任教授、前東京女子医科大学教授。主な著書・監修書に『誰でもスグできる! みるみるコレステロールと中性脂肪を下げる200%の基本ワザ』『誰でもスグできる! 肝機能をみるみる高める200%の基本ワザ』(ともに日東書院本社)、『血液サラサラで美人になる!』(マガジンハウス)、『糖尿病の食事はここだけ変えれば簡単にヘモグロビンA1cが下がる』『〈卵と肉〉が糖尿病に効く!』(ともに主婦の友社)、『1日25gのチョコが効く! 脂肪肝はちょっとしたコツでラクラク解消する』『“糖質ちょいオフ”で今すぐできる! 中性脂肪を自力でみるみる下げるコツ』(ともに河出書房新社)、『ズボラでも中性脂肪・コレステロールは下げられる!』(宝島社)など。

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お酢を大さじ1杯、毎日摂る

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毎日大さじ1杯(約15ml)のお酢を摂ることで、12週間後には内臓脂肪の数値が摂取前よりも約5%下がっていたことが、大手醸造メーカーのミツカンの試験で明らかになっています。また、動脈硬化を促進させる血中中性脂肪の数値も、12週間後には約19%下がっています。

これは、お酢の主成分である酢酸に、脂肪の合成を抑制して分解を促す働きがあるからです。また、内臓脂肪や血中中性脂肪値を減らせば、糖尿病や脂肪肝、脂質異常症といった病気のリスクを低下させることもできます。

お酢は料理や飲み物に混ぜる、野菜をお酢に漬けた「酢漬け」を作るなどして、毎日の摂取を心がけましょう。

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お酢を大さじ1杯ずつ摂り続けると得られる6つの健康効果

1:食後血糖値の上昇がゆるやかになる
ミツカンの研究では、大さじ1杯のお酢が含まれた飲みものを白米と一緒に摂ったり、わかめの酢のものを食べることで、食後血糖値の上昇をゆるやかにできることが科学的に証明されています。これは、胃の消化物が腸に届くまでの流れがお酢の力でゆっくりになり、糖分がしっかりと吸収されるからとされています。

2:高血圧を改善する
お酢の主成分である酢酸には、血圧上昇にかかわるホルモン調節機構「レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系」を穏やかに抑制する作用があります。また、酢酸が肝臓で代謝される過程で生まれる物質「アデノシン」には、血管を拡張させる作用があり、血圧の低下につながります。

3:便秘を解消して腸をキレイに整える
お酢や分泌された胃酸は、消化管内の内容物を移動させる「ぜん動」運動を活発にします。腸内環境を整えお通じをよくし、老廃物を体外に排出します。便秘の解消には食物繊維の摂取も欠かせないので、野菜や海藻類といった食物繊維を多く含む食材を使い、酢のものや酢漬けなどでお酢を摂るようにしましょう。

4:活性酸素を退治して老化を防ぐ
活性酸素には細胞を攻撃する酸化の作用があり、老化や病気のもとになるので、発生を抑える抗酸化力を身につけることが大事です。最近の研究で、黒酢に強い抗酸化力があることが明らかになっています。黒酢を使った鶏肉の照り焼き、黒酢酢豚などを献立に取り入れて黒酢を摂取しましょう。

5:唾液(だえき)量を増やして免疫力のアップと食欲を増進
お酢が放つさわやかな酸味や香りは、味覚や嗅覚を刺激して脳の摂食中枢に働きかけ、唾液を盛んに分泌させます。唾液量が増えると免疫力がアップし、病気になりにくくなります。また、食欲がないときにお酢の匂いをかいだり、お酢を含む食べものを味わうと、自然と食欲がわいてきます。

6:カルシウムを吸収しやすくして骨を強くする
カルシウムは体内では生成できず、食べものなどから摂取するしかありませんが、お酢を利用することで効率的に得ることができます。お酢が食材のカルシウムを通常より多く溶け出させ、体内に吸収しやすくします。骨つきの肉や魚、殻つきの貝などを調理する際には、お酢を加えてみましょう。

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お酢レシピ:アサリの酢みそ汁

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材料(2人分)

・水:400ml
・殻付きのアサリ:約50g
・酢(穀物酢または米酢):大さじ1(15ml)
・みそ:小さじ4

作り方

1. 鍋に水と酢、アサリを入れ、8分間弱火で煮る。
2. 火を止めて2~3分冷まし、みそを入れて溶かせば完成。

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お酢レシピ:酢たまねぎ

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材料(2人分)
・たまねぎ:中2個
・塩:小さじ1(5ml)
・はちみつ:大さじ1(15ml)
・酢(お好みのもの):カップ1(200ml)

作り方

1. たまねぎの皮をむき、薄切りにし、塩をまぶして30分ほどおく。
2. たまねぎがしんなりしてきたら、保存容器に入れ、酢とはちみつをよく混ぜてから注ぐ。
3. 冷蔵庫に入れ、1日以上おいたら完成。冷蔵庫での保存目安は2週間。

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(抜粋)

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TJ MOOK『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』
監修:栗原 毅

編集・執筆/株式会社はる制作室、真瀬 崇、坂本夏子
編集・執筆協力/常井宏平
本文イラスト/仲西 太、桜井葉子
撮影/中川晋弥
イラスト・写真協力/Shutterstock、photolibrary
料理協力/内田久仁子
WEB編集/FASHION BOX
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