食欲の秋を楽しむために、テーブルまわりも秋らしくしてみませんか？ いつもの食卓も、ちょっとしたおもてなしにも役立つひと工夫のアイデアをご紹介します。
[おしゃれなキッチンを作るポイント5選] 簡単ですぐに真似できる方法
食卓で秋を楽しむテーブルコーディネートアイデア
このポイントで大人らしい秋の食卓に！
＜色＞ グレイッシュなカラーを取り入れて
＜素材＞ ウッドやウール素材をしのばせる
＜形＞ 手仕事感のあるフォルムをセレクト
“自分仕様”だから居心地がいい。料理研究家のリフォームキッチンを拝見！
【idea 1】木の器はマットな質感で落ち着きを
プレート各¥5,000、茶托にした豆皿各¥3,200／すべて宮下敬史（千鳥）、茶碗墨貫入り¥1,650、白貫入り¥1,320、ヒメフォーク（7本セット）¥4,500／すべてリビング･モティーフ
木の皿は、ナチュラルカラー以外のものを選ぶと大人っぽくなります。拭き漆という技法で仕上げた栗の木のお皿は、墨色から浮き出した木目に味があり、和菓子にぴったり。白い湯呑み茶碗と合わせたモノトーンのコーディネートで、上品な風情漂う和のお茶会に。
ウッドボウル（S）¥3,300、（L）¥5,500／ともにジョー サイェック（リビング･モティーフ）
木の形をそのまま活かしたウッドボウルは食卓で自然を感じられるアイテム。そこに置くだけでオブジェに。
マグカップ M（ナチュラル）¥6,500、（漆）¥10,000／ともにアキヒロ ウッドワークス（シボネ青山）
鹿児島のタブノキのかたまりをくりぬいて作ったマグカップ。手彫りの跡のゴツゴツした手ざわりに愛着がわく。
【idea 2】実もの、枝ものが活躍。花瓶の力も借りて
フラワーベース¥2,700／アウアー（アクタス 新宿店）、プレート各¥2,700、タンブラー各¥1,300／すべてザ･コンランショップ、テーブルナイフ各¥3,900、テーブルフォーク各¥3,600／すべてデヴィッド･メラー（シボネ青山）
皿やグラスをダークトーンでそろえた中に、木の実の赤い彩りが加わって、一枚の絵画のよう。実ものや枝ものは“秋の実り”を思わせ、花よりも日持ちがいいのでおすすめ。信楽焼・明山窯のフラワーベースは、深みのある黒にやわらかいフォルム。食卓に力強さも生まれ、和にも洋にも合う。
フラワーベース¥4,200／アウアー（アクタス 新宿店）
枝ものを飾る大きな花瓶は、白など明るめの色を選ぶと重くなり過ぎません。コーディネートの写真のものと同ライン。
フラワーベース¥5,200／ザ･コンランショップ
吹きガラスの製法で作られたつるんとした質感と、ニュアンスのある渋めカラーで存在感たっぷりの一輪挿し。
※ クレジットのないものはスタイリスト私物です
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Shinobu Shimomura
styling_Shoko Sakamoto
text_Ema Tanaka
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]
（大人のおしゃれ手帖 2019年11月号）
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