冷えの原因は生活習慣かも!? すぐに見直すべき6つのポイント

冷えの原因は生活習慣かも!? すぐに見直すべき6つのポイント

日常生活の中でなにげなくしているその行為、実は体を冷やす原因になっているかも!? 冷えの原因となる6つのポイントを意識するだけでも冷えを予防できます。

このコンテンツの監修者は……

冷えの原因は生活習慣かも!? すぐに見直すべき6つのポイント
出典: FASHION BOX

石原結實 (いしはら ゆうみ)さん

【Profile】
1948年、長崎市生まれ。長崎大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科博士課程修了。現在、イシハラクリニック院長として漢方薬と食事指導による治療法を実践。メディアへの出演や書籍の出版、講演会などの実施に加え、伊豆の保養所「ヒポクラティック・サナトリウム」の運営を通じて、これまでに5万人近くの患者の健康増進、体調改善・回復を実現したカリスマ医師。著書は『「体を温める」と病気は必ず治る』(三笠書房)、『生姜力』(主婦と生活社)、『「医者いらず」の食べ物事典』(PHP研究所)など、300冊を超える。

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知らないうちに体を冷やしている6つの原因

1:筋力の低下

熱を生み出すという重要な働きをしている筋肉。人間の筋肉の70%は下半身に集中しています。現代の人々は、車や電車など交通網が発達したことで歩く機会が減り、さらにライフスタイルの変化によって慢性的な運動不足に陥っています。これにより筋肉量も減って、熱を生み出しにくくなっていることが考えられます。

2:基礎代謝の低下

基礎代謝の低下は、夏場の過ごし方にカギがあります。夏はもともと基礎代謝が低下し、熱を生み出しにくい季節です。最近では、暑いからといってクーラーのきいた室内で体を冷やし、体を冷やすような飲み物・食べ物を多く摂りがちです。すると、血管が収縮して血行が悪くなり、体温の低下につながります。

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3:血行不良

ストレスによる血行不良も冷えの原因です。ストレスを感じると、緊張のホルモンである「アドレナリン」「ノルアドレナリン」の分泌が促され、血管が収縮。それにより血行が悪くなって体温の低下につながります。とはいえストレスがないと脳の血流は少なくなり、体温が下がるので、適度なストレスは必要であるといえます。

4:入浴法

入浴の際、湯船にゆっくりと浸かることで、全身の血行がよくなり、体温は上がります。しかし、時間に追われる現代の人々は、入浴時間も短縮するようになりました。湯船に浸からず、シャワーだけで済ませてしまう人も多いものです。汗もかかないので体内に余分な水分がたまり続けてさらに冷えが進行してしまいます。

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5:薬の飲みすぎ

化学薬品のほとんどは体を冷やすと考えてよいでしょう。解熱剤や鎮痛剤は最たるもの。炎症や熱を無理やり下げることで、体を冷やすことにつながります。最近では病院でさまざまな薬をもらえるようになっていますが、長期にわたって漫然と化学薬品を服用するというのは、「冷え」という観点からはおすすめできません。

6:食べ方

食べ物や食べ方を間違えると、体を冷やす原因となります。食べすぎると、消化のために胃腸に血液が集まり、熱を多く生み出す筋肉などへの血液供給が減ります。体を冷やしやすい「陰性食品」を摂ることもNG。さらに、近年の減塩ブームにより体内の塩分が不足していることや、水分の摂りすぎも問題です。

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こんな人も実は冷えている!

冷えの原因は生活習慣かも!? すぐに見直すべき6つのポイント
出典: FASHION BOX

「自分は暑がり」と思っている人も要チェック!
手足がほてっている人は「自分は暑がりだから冷え症ではない」と考えがちです。しかし、寒がり=冷え症というわけではありません。実は、こういった自覚症状のない人たちも冷え症の可能性が高いのです。以下の冷えのサインのほか、お腹をさわったときの温度もポイント。手足が温かくても、お腹が冷たければそれは冷え症。汗をかきやすい人、むくみが出やすい人も、体内に余分な水分が多く、水による冷えがある可能性が高いです。

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(抜粋)

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TJ MOOK『体を温める! しょうが味噌でずっと健康!』
監修:石原結實

編集:野村枝里奈(EYEBOX)
文:mao
撮影:柴田佳彦、萩原一秀(EYEBOX)
イラスト:中村千尋(EYEBOX)
WEB編集:FASHION BOX
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