<全家庭に必須のスマホルール >安全に使うために親子で考えよう!

<全家庭に必須のスマホルール >安全に使うために親子で考えよう!

出典: FASHION BOX

スマホは生活に欠かせない便利な道具。そんなスマホを使う上でのルールは家庭それぞれで違っていてOK。でも「これだけは外せない」全家庭共通の絶対必須ルールがあります。ネットの正体を知れば、自然とこのルールの大切さが理解できるはず。これが「わが家のルール」づくりへの第一歩です。家族でスマホのルールを決めるときは、具体的なリスクを知り、どんなルールならそのリスクを回避できるのかを知ることが重要。決して自由な世界ではないインターネットの正体を知って、「わが家のスマホルール」を決めましょう!

【オススメ記事】
【スマホ後遺症】老眼、認知症、ブルーライト…… 気になる噂の真偽とは!?

ネットに載せられるのは、玄関に貼れるものだけ

多くの人はインターネットを、匿名で発言できる自由な世界だと思っています。しかし、これはまったくの勘違いです。何か問題になるような、悪い注目を集めるような投稿をすれば、必ず批判の集中砲火を浴び、身元特定に至ってしまいます。

ネットは、誰が投稿したかではなく、何を投稿したかによって、集まってくる人間の数が0から100万、1000万に変わります。そして、集まった大勢の中には、投稿者を知っている人間が必ずいて、身元が特定されてしまうのです。

法に触れる行為は論外ですが、些細な行き違いからトラブルに至ることもあります。ではどうすれば良いのか。ネットはすべて、自宅の「外」だと思ってください。ネットに投稿するということは、表札のついた玄関ドアに貼り出すのと同じこと。ネットに違法行為や迷惑行為の動画を流すということは、玄関の前でそのような行為をしているのと同じことです。

家の玄関に貼れるものはネットに書いてもいいし、家の玄関に貼れないものはネットには書かない。玄関の前でできない行為は、ネットで見せるべきではありません。家の玄関に貼れるもの、玄関の前でできることは限られています。ネットの自由なんてそんな程度です。匿名の自由な空間だと思って、好き勝手にやれば、必ず炎上する。これがインターネットの正体です。

【オススメ記事】
ネットの世界の「知らない人」とのルール! 変質者や犯罪から子どもを守る
親の知らぬ間に高額請求!? スマホ課金のルールを知れば大丈夫!

ルールの目的は守ることではない

<全家庭に必須のスマホルール >安全に使うために親子で考えよう!
出典: FASHION BOX

親子でスマホのルールをつくるとき、「ルールを守ってさえいれば安心。ルールを守ることが重要」と考えるのは失敗のもとです。ルールを守っても、問題の解決や状況の改善ができなければ意味がないのです。

たとえば、「スマホは9時まで」というようなルール。親は勉強や睡眠の時間を確保させたいのですが、9時以降のスマホを禁止することに、勉強時間の確保や寝不足解消の直接的な効果はありません。目的を達成するためには、「わが家は何時間勉強しなければいけない」「何時間睡眠をとらなければいけない」というルールにするべきです。

スマホのルールは状況に応じて変えましょう。特に夏休みに入る、部活動を始める、といった環境の変化があれば、その都度、ルールの見直しを。それまでのルールが成立しないこともあるのです。環境の変化によってルールが守れなくなってしまったというケースは、実は珍しくありません。

フィルタリングは自賠責と心得る

<全家庭に必須のスマホルール >安全に使うために親子で考えよう!
出典: FASHION BOX

フィルタリング(サイトやアプリへのアクセス制限)は車社会でたとえると自賠責保険。入るべきとか必要ないとかいう議論以前に、国が決めたルールです。子どもがスマホを買うときに、フィルタリングを入れないというのであれば、親はそのことに関して承諾の一筆を提出する必要があります。

では、国のルールに従えば安心かというと、決してそんなことはありません。フィルタリングは自賠責にすぎないので、明らかな薬物サイトやわいせつサイト、出会い系サイト、自殺サイトなど、真っ黒なサイトをカバーするだけなのです。

とはいえ、フィルタリングは子どもを有害サイトから守る基本的な機能。親はその仕組みを理解し、的確にチューニングしましょう。子どものキャラクターや成長度合いに応じて、制限の強さを調整することで、「使いにくいからフィルタリングを外そう」とならないようにすることが大事です。

【オススメ記事】
<スマホの最適な使い方>ネットの基礎知識を身につけよう!
<スマホのルールとペナルティのつくり方>親子関係を良好に保つために

このコンテンツの監修者は……

<全家庭に必須のスマホルール >安全に使うために親子で考えよう!
出典: FASHION BOX

小木曽 健(おぎそ・けん)
【Profile】
1973年、埼玉県生まれ。IT企業でCSR部門の責任者を務める傍ら、書籍執筆や連載、メディア出演などを通じて情報リテラシーに関する情報発信を幅広く行っている。著書は『11歳からの正しく怖がるインターネット』(晶文社)、『ネットで勝つ情報リテラシー』(ちくま新書)など。

(抜粋)

<全家庭に必須のスマホルール >安全に使うために親子で考えよう!
出典: FASHION BOX

TJ MOOK『安心! 安全! わが家のスマホルール

監修/小木曽 健
取材・文/浅羽 晃
イラスト/大室絵里、Illust AC
写真提供/photo AC、フォトライブラリー
編集/青木康洋、小山田花子(OT EDIT)、高野成光(OT EDIT)
WEB編集/FASHION BOX
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
※ 記事に掲載されている情報は、いずれも2019年9月時点のものです
【よく読まれている記事】
その兆候、ヤバいかも……日本人の4人に1人の命を奪う血管病のサイン
【心臓血管外科のスーパードクターが実践している秘密の健康法】マネできる5つの習慣
突然死のリスクを下げる! 医師に聞いた、血管力を高める食べ方
最悪の場合、死に至る! 血管病リスクを高める悪の5大要素
ウォーキングが肝だった! 血管がよろこぶ運動習慣
この肩こり、どうにかしたい……寝る前の肩甲骨はがし運動がおすすめ

RELATED CONTENTS

関連コンテンツ