【消化力と心を整えて軽やかな体に。今日からはじめる、おなかのあたため新習慣】秋から冬にかけての不調ケアは、消化力を高めることが大切です。体の外側・内側からあたためることで、胃腸の働きを改善できる新習慣を紹介します。
胃薬の飲みすぎは逆効果! 薬剤師オススメの飲み会シーズンに頼れる薬とは?
教えてくれたのは……
大久保 愛先生 プロフィール
薬剤師、国際中医師、国際中医美容師。漢方カウンセラーとして年間2000人以上の女性の悩みに応えてきた。最新著書『心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
「人の心と体と、季節はリンクしています。その不調も、今の季節が関係しているかもしれません!」
体の内側と外側から乾燥対策を
腸内環境が乱れると肌にも影響が!
肌の乾燥は気候、油分の不足などさまざまな原因がありますが、腸内環境の乱れも肌の調子を崩す原因のひとつ。外側からのスキンケアに合わせて、肌の潤いを保つ食事選びも重要なポイントに。利尿作用のあるアルコールやカフェインの摂りすぎも乾燥を招きます。
腸内環境の改善で肌質が変わる!? 腸内環境の乱れを整える方法 まとめ
\こんなひと手間を!/
▶グリセリン入り入浴
毎日の入浴と同時に保湿ケアを。お風呂に化粧水などに使われる「グリセリン」を10mL程度目分量で垂らすだけでトロッとしたお湯になり、全身の乾燥予防に。薬局などで簡単に入手できるので、美容液やトリートメント、シャンプーに少量入れてみるのもおすすめ!
▶納豆+白ごまの簡単ごはん
成分の半分が油でできている「白ごま」は、漢方では乾燥にいいとされている食材。朝ごはんの納豆に、白すりごまをふりかけて食べるだけで、簡単にパワーチャージできます。
《編集部のおすすめグッズ》
オーガニックモリンガパウダー¥5,000/Ang.U(コスメキッチン)
アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれた最高品質の有機JASモリンガに乳酸菌末を配合したパウダー。肌の潤いの保持と腸内環境の改善におすすめ。
寝る前のあたためケア
寝る前のあたためが良質な睡眠を作り出す
毎日の入浴は、血行を促し冷え性の解消につながることが知られていますが、良質な睡眠にも効果を発揮。効果的なのは、寝る1時間前に入浴を済ませること。レッグウォーマーや靴下で保温をしておくと、寝る頃にはほどよく熱が冷め、良質な睡眠に誘います。
\おすすめ/
▶寝る少し前にレッグウォーマーをはく
人は深部体温が下がることで眠くなるので、靴下よりもレッグウォーマーをはいて寝ると足先からの放熱がスムーズに行われ、熟睡することができます。足首があたたまることで、睡眠中の中途覚醒の確率を下げる効果も。
▶あったかハンドタオルのアイマスク
寝る前に、濡れタオルを電子レンジであたためて目の上に置いて5分ほど横になってみて。目元があたたまると眼精疲労や頭痛が和らぎ、副交感神経が優位になることで、睡眠ホルモン、メラトニンの分泌を助けてくれます。
老眼やドライアイが認知症につながる!? 早めにケアすべき症状リスト
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
illustration_Mariko Fukuoka
text_ Aki Sato
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]
(リンネル 2020年1月号)
【いま読まれている人気記事】
正しい場所につけないと逆効果⁉︎香水はこうつけるといい!
秋冬はショートブーツさえあればいい。文句ナシにおしゃれな一足は?
ここまでやるからキレイなんです!美脚&美肌女子の愛用グッズ拝見
肩甲骨はがしとマッサージで肩こり解消! おすすめ足裏マッサージとストレッチ まとめ
持ち物から香り漂ういい女♡意外な香水のつけ方がとてもGOOD!
過敏性腸症候群を改善するおすすめの食事法とは?納豆やヨーグルトはおなかに良くないってほんと?