<フィンランド西海岸の暮らし>8月は果実を収穫! ガーデンでリンゴ、森ではブルーベリー摘み

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アンナヤリーサのシンプルで幸せな暮らし フィンランド西海岸の12か月

『リンネル』で連載中の「フィンランド西海岸の12か月」。その暮らしは、華やかでも特別なものでもなく、自然とともに、毎日を丁寧に生きるだけ。毎号、フィンランドからの歳時記をお届けします。フィンランドでは8月になると、たくさんの果実が収穫できるようになるそうです。収穫した果実をどのようにしているのでしょうか。

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マイガーデンでの収穫の楽しみ

リンゴが実る8月のガーデン

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エリーナのガーデンに立つサウナ小屋。絵本から抜け出してきたような光景です。

私が初めてこの地域を訪れたのは、8月。エリーナの自宅のテラス前に広がるガーデンには赤や黄色のリンゴが木に実り、まるで絵本のなかの1シーンのようでした。8月は夏の終わりを楽しむと同時に、日照時間が徐々に短くなり秋の訪れを感じる季節です。長かった夏休みも終わり新年度が始まると、休みが名残惜しい気持ちと、そろそろ学校や仕事に戻りたい気持ちとが、混ざり合います。そして、何といってもこの季節の最大の喜びは、ガーデンの果実が収穫できること。春に薄ピンクの花をつけたリンゴの木には、果実がたわわに実ります。リンゴの木は、フィンランドの典型的な庭木ですが、種類がとても多いので、ガーデンは色とりどり。採りたてリンゴの丸かじりは最高です。

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収穫したリンゴは、カゴがいくつあっても足りないほどの量です。
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赤いリンゴの隣には黄色いリンゴも。いろんな色のリンゴが実り、ガーデンは色とりどりです。

採りたてのリンゴたっぷりのアップルパイ

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大きなダイニングテーブルでオメナピーラッカ作りをするタニヤと1歳のルートちゃん。
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今日のおしゃぶりはフレッシュアップル。「いい子で待っててね」

マイガーデンとはいえ、収穫量はなかなかのもの。カゴいっぱいに採れたリンゴは、そのまま食べるだけではなく、ジャムにしたりジュースにしたりして保存用に加工しなければ食べきれません。ホームメイドのアップルジャムは、ちょっとした手土産にも重宝します。「うちは10種類のリンゴの木があるけど、種類によって味も違うし持ちも違うから、用途を使い分けてるよ」とアンドレアス。ベーカリーに勤めているタニヤは、お菓子作りが大好き。1歳のルートちゃんと一緒に、ガーデンで採れたグリーンアップルでオメナピーラッカ(アップルパイ)を作ります。フィンランドのリンゴは小ぶりで、小さなルートちゃんも握れるサイズなので、リンゴに囲まれて上機嫌です。

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カットしたリンゴは、砂糖、シナモン、そしてカルダモンをまぶします。カルダモンを効かせるのがフィンランドスタイル。

フレッシュベリーのデザートが楽しめる季節

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ラズベリーは色も形も愛らしく、とても甘くておいしいので、ボウルに入れてそのまま食卓へ。エリーナがデザインした波佐見焼のご飯茶碗がよく合います。

8月に採れるベリーは、ブルーベリー、ラズベリー、レッドカラント(赤すぐり)、ブラックカラント(カシス)、グーズベリー、クラウドベリーの6種類。エリーナは、ガーデンで育ったブラックカラントの葉で、フィンランド伝統の「ロウヒサーリジュース」を作ります。そして、多くのフィンランド人にとってこの季節恒例の行事といえば、森でのブルーベリー摘み。といっても、1年分のブルーベリーを摘むのはかなりの重労働なので、買ってくることも多いといいます。大量に箱買いしたブルーベリーは、一年中いつでも食べられるように、冷凍保存しておきます。とはいえ、この季節ならではのフレッシュベリーで作るデザートは、冷凍の何倍もおいしいのは言うまでもありません。

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1年分のブルーベリーを地元の専門店でたくさん箱買い。生食用に取り置いたあとは、冷凍庫へ。
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フレッシュベリーのタルト、絶品です。

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教えてくれたのは……「アンドフィーカ」代表 今泉幸子さん

【PROFILE】
7年前に初めてこの地を訪れ、自然の美しさと人々の温かさ、そしてデザインのある暮らしに感動。以来、毎年のように現地に通い、デザイナー4人との心の通い合いがアンナヤリーサ誕生のきっかけとなりました。デザイナー4人とともに、アンナヤリーサの12か月の暮らしについてお伝えします。

About……Anna ja Liisa(アンナヤリーサ)

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左より、タニヤ、アンドレアス、エリーナ、ヨハンナ。

アンナヤリーサは、フィンランド西海岸オストロボスニア地域に住む4人のデザイナーたちが発信する地域ブランド。

<フィンランド西海岸の暮らし>8月は果実を収穫! ガーデンでリンゴ、森ではブルーベリー摘み

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ヘルシンキの北西約500km。起伏がない広大な大地の向こうには、真直ぐな地平線が広がっています。普通の暮らしのなかに、必ず喜びや楽しみがあり、小さな感動からデザインが生まれます。

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photograph:Anna ja Liisa
edit & text:Sachiko Imaizumi
リンネル 2021年10月号

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web edit:FASHION BOX

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