女たるもの“膣”と“腸”をケア!美しく生きる14のヒント

自分を慈しみ愛するためにも、日々どんな状態かを確認し、適切なケアをしてあげることが大切。常にアンテナを張り、美容習慣をアップデートしているメイクアップアーティストの早坂香須子さんが、今デイリーケアで使用しているのはこのラインナップ!

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教えてくれたのは……

出典: FASHION BOX

ビューティディレクター・ メイクアップアーティスト 早坂香須子さん

看護師、メイクアシスタントを経て99年に独立し、数々の雑誌や広告等で活躍。自然療法に助けられた経験を多く持ち、植物学にも精通。コスメの開発もこなし、女性誌や書籍、SNSを通して多くの情報を発信。

【1】朝起きてまず1本!リポソーム型ビタミンC

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リポソーム ビタミンC 1,000mg 30包入り ¥7,200(スピック)

体内に吸収されにくいビタミンCを効率的に摂るには?今のところ、私的最適解はこのサプリメント!ビタミンCを水に溶けやすいリポソーム化したリキッドタイプだから、体内利用率ほぼ100%という驚異的なシロモノ。空腹時に摂ると血中濃度をぐんと上げられるため、起床してまず1本飲用しています。疲れているときは3本飲んで点滴がわりに。

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【2】即効性と優しさを両立した腸ケアものたち

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腸内環境を整えるデイリーケア、頼れる3姉妹(?)がこちら。アルベックスは植物原料100%の乳酸菌生成エキスで、穏やかなのにちゃんときく!腸だけでなく心身のあらゆるバランスを整えてくれるブルーグリーンアルジーは、べにふうき茶とブレンドしたナチュラルコスモのもの。47年の歴史を持つ玄米酵素ハイ・ゲンキは、ビフィズス菌をプラスしたタイプを愛用。

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【3】自分の状態に合わせてハーブをブレンド

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食欲が落ちている、眠りが浅い、冷えやすいなど、ちょっとした体調の変化を感じたときは、森田敦子先生のスクールで学んだフィトテラピーの知識をもとに、自分でブレンドしたハーブティーをいただきます。ちゃんとからだが整うだけでなく、気持ちまでチューニングできるのがいいところ。ハーブの世界は奥が深く、ブレンドするたびに学びを得ています。

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【4】白湯を持ち歩いて消化力アップ!

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ELLE caféボトルは本人私物

エルカフェのボトルはガラス二重構造になっているため、保冷・耐熱機能が付いているスグレモノ。これに白湯を入れて持ち歩き、こまめに飲むのを習慣にしています。アーユルヴェーダでは「消化は火の力が司っている」といわれていて、その火力を上げ、胃を温める飲み物が白湯なのです。ティーボトルになっているので水出しのハーブティーを作るときにも重宝。

【5】オイルを飲むなら組み合わせも重要なんです

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良質なオイルは、女性らしい艶っぽさをキープする他、しなやかなからだの動きや頭の回転にもいい影響が。オメガ3脂肪酸が豊富な亜麻仁油と、ホルモンバランスを整えるボリジオイルは、あわせて摂ると効果アップ。年末にアイスランドで購入したフィッシュオイル+ビタミンD&Eのサプリや、アムリターラのクリルオイルで、さらなるオメガ3を補給!

【6】毎日の発酵食品で腸の善玉菌を応援!

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味噌や醤油などの発酵食品は、腸内環境を整えてくれます。いい働きをする善玉菌のエサとなり、腸内に悪影響を及ぼす悪玉菌の働きをおさえてくれるので、普段の食事に積極的に取り入れて「菌活」しています。豊かな風味を感じる美味しさはもちろん、遺伝子組み換え原料を使用していないか、大豆や麹の出どころなど、生産背景もきちんとチェック。

【7】ホルモンのバランスはコントロールできる!

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全て本人私物
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本人私物

ナチュラルにプロゲステロンを補充するヤムイモのオーガニッククリームは海外通販で購入。特に排卵後~生理前に腿の内側や腹部に塗り込みます。疲れやすさを感じたときは、プレ更年期のためのシークルドゥサプリをチョイス。ハーブを濃縮したタンチュメールフォーウーマンはデイリーに体内改善を目指すもの。数滴を水に薄めて飲むだけの手軽さが魅力。

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【8】我が子のように愛しいプロデュースコスメたち

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ラブ・ユアセルフ・ファースト 100gエンベローブ ¥1,500(ネハン トウキョウ)
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右から:ネロリラ ボタニカ インテンシブ ビューティセラム 32mL ¥7,000、同 リセットクリアージェルオイル 120g ¥4,200、同 ブルーミングシャワー 100mL ¥3,600、同トリプルブルー コンセントレイト 15mL ¥6,500、同アースマスク 65g ¥4,200、同コットンパフ 10×8cm 60枚 ¥750(全てビーバイ・イー)

国産素材を使ったパワーオーガニックコスメのネロリラ ボタニカと、四季と月の満ち欠けをテーマにしたエプソムソルトは、もちろん毎日の定番。これまでの人生で、植物やミネラルのパワーに幾度となく助けられてきた私がコスメを開発するのは、多くの人にその感動体験を届け、さらに自分を愛してキレイになってほしいからなのだと思います。

【9】注射は苦手だけどプラセンタは摂りたい!

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疲労、更年期、冷え性などに効果ありと言われるプラセンタ。一度クリニックで注射にトライして効果は実感していたものの、筋肉注射の痛みにリピートをためらっていたところ、行きつけのレストランのツルピカ肌マダムに存在を聞き、その晩餐中にネットで即購入したMFⅢ高濃度プラセンタカプセル9000。コスパも注射と変わらないし、何より痛くない!現在2箱目突入。

【10】水素好きが高じて吸引装置を導入

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水素にはこれまで何度も助けられています。長時間のフライト後に即撮影というハードな海外出張のとき、水素点滴を打って挑んだら余裕で乗り切れた経験も。そんなわけでついにこの度、DHB 水素生成ボトル「マイシントウスイ-ジェット」を購入。超多忙な時期でもエネルギッシュで美しい佐田真由美ちゃんに、これのおかげと教えてもらったもの。自宅でいつでも水素を摂れるなんて夢のよう~!

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【11】名品ビューティギアを使い分けて美を磨く

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仕事柄数多くの美容機器を試しますが、現在のスタメンはこの3品。エンビロンのDFモバイルは超音波とイオン導入のハイブリッドタイプで、美容液のききが違う!デンキバリブラシは頭皮や肌に。筋肉や体液をあるべき場所へおさめ、むくみやコリをスッキリと。ジリアン・デンプシーのゴールドバーは指のように繊細なタッチで、細部までのケアが可能。

【12】CBDは良質な睡眠に欠かせない存在

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共に本人私物

人間の恒常性(ホメオスタシス:心身を健やかに保つ自衛能力)はストレスで狂ってしまうもの。それを正常に整えるのがCBDオイルです。私は医療用のリキッドと、エリクシノールのカプセルを併用。舌下に垂らすリキッドは脳に、カプセルは腸に届いてそれぞれバランスを整えてくれるので、睡眠が深く充実したものになり、翌朝はすっきり!

【13】女たるもの、膣を大切にすべし!

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右から:アンティーム ホワイト クリーム 100g ¥2,600、インティメール バーシング オイル 30mL ¥10,000(共にサンルイ・インターナッショナル)

デリケートゾーン、すなわち「膣まわり」のケアはもはや大人の常識。ここは蒸れやすく、雑菌の繁殖や炎症が起こりやすい繊細な場所。専用ソープの使用はもちろん、ローションやクリームできちんとお手入れを。さらに膣は加齢と共に乾燥が進んでしまうため、オイルを使ったマッサージが有効です。女性らしさを保つほか、PMSやプレ更年期対策にも。

【14】腸と女性性を知るためのバイブルを熟読する

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全て本人私物
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本人私物

美しい肌を司る腸という臓器の重要性を分かりやすく説くまいこ先生、デリケートゾーンのケアを通して女性性を解放することを教えてくれる森田先生、そして子宮や膣との向き合いかたで人生が劇的に変わると語る剱持奈央さん。彼女たちの本は、女性たちが自身の魅力を開花させ、美しくしなやかに年を重ねていくための指南書だと思います。

★「女性ホルモン」と「腸」がこれからの女性の美しさを決める

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40代に入り、免疫が落ち体調を崩しやすく、ホルモンバランスも乱れている時期が続きました。これがプレ更年期か!私はもう女性として枯れた……そう愕然としていたとき、友人としていつもアドバイスをくれる植物療法士・森田敦子先生のフィトテラピーを本格的に勉強することに。

そこでは、主に女性ホルモンのバランスを取る方法を学びました。閉経に向けて女性ホルモンがいきなり減少すると更年期症状が現れますが、エストロゲンとプロゲステロンを上手に補っていけば、ソフトランディングは可能。植物が生きるために作り出す成分には人間のホルモンに近い働きをするものが多いのです。生活習慣も見直しつつ、3カ月で効果を実感しました。

また、膣ケアの重要性も再確認。膣の乾燥は更年期やPMSの症状を悪化させますが、膣が潤って血流がよくなると、ホルモンバランスが整い、同じ粘膜の瞳や唇、肌まで潤います。今では、膣ケアで女性のセンシュアリティが一生保てると確信しています。

そして、長年実践し実感しているのが腸活の大切さ。どんなにいい食材やサプリを摂っても、腸がキレイでなければ消化吸収されませんし、キレイな肌や血液、免疫機能、幸せホルモン分泌、デトックス機能まで、全てが健康な腸によって成り立っているのです。発酵食品を摂ったり、旅行などで生活が乱れやすいときは乳酸菌のサプリを摂ったりと、日々のベーシックなケアを大切にしています。

大きな不調が来てからドラマティックな療法で対処するのではなく、日ごろから自分の状態を見つめ、小さな不調に対して先手を打ちつつ、長くキレイを謳歌していく。もちろん、大いに楽しみながら!人生100年時代、そんな女性の生き方がスタンダードになっていくと思います。

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photograph_HAL KUZUYA
illust_YUKO SAEKI
text_AYANA
edit_SATOKO ISHIKAWA[vivace], FASHION BOX
otona MUSE 2019年9月号
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