平日は都会に住んで働き、週末はもう一つの拠点でゆったり暮らす、そんな「デュアルライフ」が話題です。そこで、いち早く実践する40代女性たちに、二つの拠点で暮らす魅力を聞きました。今回はサーフィンとの出会いで生活が一変した安竹一未さんのインタビュー。
教えてくれたのは……
安竹一未さん
東京・目黒区で生まれ育つ。スタイリストとしてGLOWをはじめ、幅広く活躍。2016年にサーフィンを始めてから、ライフスタイルが一変。2018年7月から湘南に拠点を構える。
サーフィンと出会ってライフスタイルが一転
東京・渋谷界隈の家で生まれ育ち、スタイリストとしてファッションの最前線で活躍してきた安竹さんは、生粋の都会っ子。
「仕事も生活もすべて都心で完結していたので、湘南に拠点を持つなんて想像してなかった」と笑う。
そんな状況を変えたのは、2016年のサーフィンとの出会い。友人に誘われてお遊び気分で始めたところ、あっという間にハマってしまったとか。
安竹さんが通う「HALEサーフスクール」は片瀬東浜海岸の目の前。看板犬たちと遊ぶのも癒やしに。
「今もお世話になっている『HALEサーフスクール』は手ぶらでもOKなので、週2〜3回くらいのペースで通ってました。インストラクターの方たちと仲良くなって、海で知り合った友人たちも増えて、ますます楽しく居心地もよくなった。気が付けば、サーフィンの優先順位が高くなっていて、そのうちに、海の近くに家があったらいいのにと考えるようになりました」
“いい波”がきた日には、オーダーメイドのウエットスーツとお気に入りのサーフボードを持って海へ。
その思いを抱えたまま2年半は海に通い、昨年7月についに決意。「友人たちが周りにたくさん住んでいるので安心感がありますし、東京にも家があるので気持ち的には楽ですね。東京では物欲にまみれがちなので(笑)、湘南の家はコンパクトにして極力ミニマルに過ごしたいと思っています」
海と触れ合ってゆるむオフの時間が宝物
ボードにまたがって波待ち。揺れに身を任せながら、仲間たちとおしゃべりするのも楽しいそう。
気心が知れたサーフスクールのインストラクターたち。共通の趣味を持つ知り合いが湘南にいることが、安心感につながっている。
デュアルライフの魅力は、暮らしにオンとオフのメリハリができたこと。
「それまでは仕事に没頭しすぎて、いつも“オン”状態だったんです。家も渋谷だったので“オフ”の意味がよくわからなかった。湘南の海と仲間から、肩の力を抜いて日常を楽しむことを教えてもらいました。今では忙しい時ほど帰りたくなる、大切な場所です」
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撮影_朴 玉順[CUBE Management]
取材・文_安田晴美
編_石川聡子[vivace], FASHION BOX
(GLOW 2019年8月号)
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