日本人の大好きなお米。お米といえば「コシヒカリ」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、コシヒカリにまつわる面白い事実を東進ハイスクール地理科講師の村瀬哲史先生が教えてくださいました。
Q:コシヒカリとあきたこまちはどういう関係?
品種別の作付面積をみると、1位は「コシヒカリ」。1950年代にできた品種なので、かれこれ60年以上も食べられていることになります。病気に弱いという欠点がありましたが、栽培技術が向上したことで、多くの農家が栽培できるようになり、日本全国に広まっていきました。
コシヒカリの名前は「越(こし)の国(北陸地方のこと)」が光り輝くように、と願って名付けられたものですが、越の国どころか、日本中で光り輝いています。
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A:親子の関係のようなものです
日本の米で品種別作付面積1位の「コシヒカリ」は、1950年代に開発された品種ですが、当初はおいしいけど、ほかの品種の稲に比べて丈が長くて倒れやすく、病気にも弱いとされていました。しかし、栽培技術が発達したことでこれらの欠点が改善されていき、だんだん日本全国でつくられるようになっていったのです。
そしてじつは、品種別作付面積2位の「ひとめぼれ」、3位の「ヒノヒカリ」、4位の「あきたこまち」これらはすべて、コシヒカリから生まれた子どもにあたる品種だということは知っていましたか? じつはそうなんですよ。1位のコシヒカリと2位から4位までのコシヒカリの子どもたちだけで、日本の米の作付面積の6割近くを占めるわけですから、コシヒカリってものすごい米ですね。
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教えてくれたのは……
村瀬哲史(むらせ・あきふみ)先生
【Profile】
1972年3月11日、大阪府生まれ。東進ハイスクール 東進衛星予備校 地理科講師。わかりやすく、理解しながら覚えられる授業が好評。キャラのある関西弁と聞き取りやすい声で話す。『ネプリーグ』(フジテレビ系)ほかテレビのバラエティー番組や情報番組などでも活躍。
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(抜粋)
書籍『常識なのに! 大人も答えられない都道府県のギモン』
著者:村瀬哲史
イラスト:とみたかえり(SUPER MIX)
編集:九内俊彦、荒井風野(SUPER MIX)
編集協力:知野美紀子(SUPER MIX)、江藤優子、松本玲子
ディレクション:成澤景子(SUPER MIX)
画像・写真提供:宇和島プロジェクト、江崎グリコ株式会社、銀座 伊東屋、神戸肉流通推進協議会、小谷信介、サントリー食品インターナショナル株式会社、SPA大手町、ピクスタ、一般社団法人 北海道広告業協会
WEB編集:FASHION BOX
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