＜膣のゆるみ度チェック＞膣トレで生理、SEX、便秘の悩みも改善 [専門家監修]

【膣＆子宮ケアでなりたいからだ】
『オトナミューズ』3月号で特集した「膣＆子宮ケア」企画が、なんと読者人気No.1にランキング！やっぱりみなさん、気になっているんですね。そこで今回は、専門家に膣と子宮、美ボディの相関性についてお話を伺いました。

≪目次≫
●美と健康、健やかな精神状態は膣と子宮が大きく関わっているのです
●膣のゆるみ度チェック
●教えてくれたのは……

美と健康、健やかな精神状態は
膣と子宮が大きく関わっているのです

久々に日本へ一時帰国したとき、テレビを観ていて一番驚いたのは、尿モレパッドのCMが流れていたこと。しかも生理用パッドのCMよりも多く見かけたことでした。ここ数年、日本でも「膣トレ」という言葉が広まり、一般的になりつつあると聞いていたのですが、浸透するまでにはまだまだ時間がかかるなと感じました。

フランスで出会った、呼吸と共に膣まわりを動かすフランス式膣トレとは、産後、産婦人科医が膣トレの処方箋を出し、ほぼ90%の人が取り組むメソッド。産後に限らず、医師の処方があれば、膣トレ指導を保険診療の範囲内で受けることができ、尿モレや膣のゆるみ、性交渉時の不感症などで悩んでいる多くの女性が、助産師や理学療法士のもとに通います。その必要性についても「女性であるために不可欠なこと」と捉えています。

保険診療のため無料で受けられるということもありますが、なぜフランス女性の生活の一部として根づいているのか。それは心とからだにいい5つの影響をもたらすからなのです。

まずひとつ目は膣トレによって、内臓を下から支えている骨盤底筋群を鍛えることができ、お腹がへこんだり、くびれが復活したり、とメリハリボディになれます。

ふたつ目は加齢とともに老化する骨盤まわりの筋肉を鍛えることで、尿モレ防止につながります。

3つ目は膣まわりや下腹部の血流がよくなると、卵巣や子宮の働きが活性化し、女性ホルモンによる生理不順やPMSなどの不調を改善することができます。

4つ目は骨盤底筋群を刺激するエクササイズと同時に、呼吸や体幹を支えるインナーマッスルも連動することで、自律神経のバランスが整い、冷え性や便秘の解消、疲れにくいからだになります。

5つ目は女性ホルモンのバランスが整い、生理周期や更年期など、ホルモン量の変化に振り回されず、毎日、穏やかな気持ちで過ごすことができます。

さらに付け加えるとフランスというお国柄、セックスレスは離婚問題に発展することもあり、性交しても痛くならない膣環境、自分も気持ちよく、濡れやすい体質を作るのも膣トレがなせる技。フランス式膣トレを普段の生活に取り入れて、女性として本来の美しさや健康を取り戻してみて。

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