鏡に映ったむくんだ顔やたるんだフェイスライン……。あきらめて放置するのはナンセンス！ 毎朝のメイクの仕方次第で挽回可能。今回は、目もとに視線を集めて小顔に見せるテクを、ヘアメイク小田切ヒロさんに伺いました。自力で“小顔のふり”ができる、目からウロコのオリジナルテクは必見です！
教えてくれたのは……
"小顔の魔術師"と言われてる……
ヘア＆メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん
ヘアメイクテクはもちろん、スキンケアやインナービューティの知識も豊富な美の探求者。常にアップデートされる独自の美容メソッドは業界からも注目の的。
color make-up
目もとコンシャスメイクで視線を上に！
「カラーメイクで注力すべきは目もと。アイ＆眉メイクが肝心です。肌色の面積をとにかくなくす“上半顔の余白攻め”を。ポイントを上に持っていくことで、顔立ちがシュッとして小顔に見えます」。シック＆モードな小顔見えメイク、いますぐ実践を！
▶︎眉
「毛並みを立ち上げ、肌の余白を減らせば小顔見え」
「まず、ブラシでスタンプっぽくポンポンぼかしながら、パウダーで毛のないところを埋めて。透明の眉マスカラで毛を斜め上に立ち上げ眉幅を広げると、肌の余白が減って小顔効果が。眉頭はリキッドで1本1本描き足し、増毛感を」
［右から］「幅広でパウダーをふんわりぼかしやすい」アイブロウ ブラシ ¥3,500 ※モデル使用、「クリアタイプは眉にヌケが出る。毛のハリ、コシ、ツヤもアップ！」アイブロウ マニキュア ティアドロップ ¥2,800（共にアディクション ビューティ） ※モデル使用、「肌色を選ばず、廃れないトープカラー」シングルアイシャドー 5317 ¥2,500（NARS JAPAN）※モデル使用、「リキッドは眉毛の質感に近い仕上がりに」インディケイト アイブロウリキッド 02 ¥2,200（セルヴォーク）
▶︎マスカラ＆アイライン
「目もとの陰影感をつなげるため、黒は使わない」
「目の印象を強めるには、アイライナーで目まわりをグルッと囲むインサイドラインを。上まつ毛にマスカラを塗布して、さらに目もとに強さをプラス。黒を使うとアイラインやマスカラが立ち過ぎるので、黒以外を選んで」
［右から］まぶたの色とリンクするパープル。黒のニュアンスを秘めた深い色合い。エクストラボリューム カラーマスカラ 03 ¥4,400（アンプリチュード） ※モデル使用、黒よりソフトなチョコレート色。インサイドにも描きやすいなめらか質感。ハイピグメント ロングウェアアイライナー 8194 ¥3,000（NARS JAPAN） ※モデル使用
▶︎アイシャドウ
「まぶたの間のび感をなくし、マットとツヤで超絶立体感！」
「アイメイクに取り入れたいのが、まぶたのくぼみを強調する“カットクリース”という手法。マットとツヤをレイヤードし、質感で奥行きを出すのもそのひとつ。同系色の方が奥行きが出ますが、指づけで大胆に塗布し、グラデにしないのがコンサバにならないコツ」
黒のアイラインは卒業！ソフトな囲み目でつくる大人の洒落メイク
STEP 1 マットでほり深さを
ベースになるマットは、ヨレにくいクリームやリキッドタイプを。
［右から］スモーキーなプラム系の陰影カラー。タッパロイユ マットヌード アイカラー 455 ¥7,000（クリスチャン ルブタン） ※モデル使用、汗や涙に強く、しっかり色がフィックス。オンブル・アンテルディ 03 ¥3,800（パルファム ジバンシイ） 、シアーな赤。ヴォランタリー アイズ 24 ¥2,000（セルヴォーク）
上まぶた全体から眉中までマットなアイシャドウを仕込み、目もとをほり深く見せます。下まぶたにも同色をのせて。
STEP 2 ラメでツヤと奥行きを
ラメ感強めのものを思いきりきらめかせたい。
［右から］紫がかった華やかピンク。トーン タッチ アイズ 13 ¥3,700（SUQQU） ※モデル使用、クリアな発色と輝き。トーン ペタル リキッド アイシャドウ 04 ¥2,900（マッシュビューティーラボ）、重ね使いしやすいマルチユースタイプ。オーラデュウ プリズム 04 ¥3,600（SHISEIDO）
目のキワからアイホールの少し外までラメを重ねます。絶対にぼかさず、ポンポンと置くようにのせるのがポイント。
小顔を叶えるエクササイズ・マッサージなど小顔のためのメソッド まとめ
完成！
キュッと締まったフェイスラインに大胆なメイクで、気分も上向き！
トップス¥22,000（ミスク トウキョウ／ミスク）、イヤリング¥14,800（ベベ／アイクエスト ショールーム）
むくんだ顔や、たるんだフェイスラインがシャープに見違える、魔法のメソッド。続けていれば、小顔見えではなく、本当の小顔になれる日も近い！
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photo_EIJI HIKOSAKA[MAKIURA OFFICE](model), MAYA KAJITA[e7](still)
hair ＆ make-up_HIRO ODAGIRI[LA DONNA]
styling_MIHOKO SAKAI
model_REINA ASAMI
text_CHIHO EJIRI
edit_SUMIE YOSHIDA[＆ ＲＯＳＹ], WEMMY CHAU[vivace], FASHION BOX
（＆ ＲＯＳＹ 2019年9月号）
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