高血圧・高血糖はなぜ危険? 更年期からは血管年齢を要チェック![医師監修]

出典: FASHION BOX

体中に酸素や栄養素を運ぶ血管は、まさに体の生命線。この血管力の衰えの原因となる高血圧・高血糖を防ぐことができれば、より健康になり、さらに若々しさをキープできます。

≪目次≫
●老化を左右するのは年齢ではなく循環器系
●血圧と血糖値の上昇。どちらも日本人に増加
●血管の病気はこの2種類!
 ○血管が破れる病気
 ○血管が詰まる病気
●セルフチェックで血流の状態を知る
●なぜ更年期からは要注意?
●教えてくれたのは……南 和友先生 プロフィール

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老化を左右するのは
年齢ではなく循環器系

50代に入るとこれまで問題がなかった血圧が急に上がり、高血圧に悩まされるケースが多く見られます。この年代は循環器系のトラブルが増え、血圧が上がりやすいタイミングであると同時に、ホルモンバランスの乱れを原因とする血圧の変動もあるので注意が必要。循環器系のトラブルで血圧が上がっている場合は、治療が必要となります。

「この年代で高血圧の人は、血管年齢を調べてもらい、実際の年齢より15歳以上血管年齢が高い場合は要注意です」と心臓血管外科医の南和友先生は語ります。

血管年齢は実年齢に比例するのではなく、血管そのものの硬さに左右されます。老化した血管は硬くて詰まりやすく、悪化すると脳梗塞や心筋梗塞の原因に。たかが高血圧とあなどらず、しっかりと対策を取りましょう。

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高血圧・高血糖はなぜ危険? 更年期からは血管年齢を要チェック![医師監修]
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血圧と血糖値の上昇。
どちらも日本人に増加

高血圧と同時に注意したいのが、生活習慣病のひとつである糖尿病。実は日本は世界でも非常に糖尿病の患者が多い国のひとつです。

糖尿病で高血糖となった血液はどろどろで詰まりやすく、血流が不順になりがちに。動脈硬化も進み、心臓トラブルを引き起こすことが多く、糖尿病を患う人の1/3が心臓に疾患があり、心臓病患者の1/2は糖尿病を併発しているというデータがあるほど。つまり、糖尿病と心臓病は非常に密接な関係にあるのです。

欧米の場合、肉食によるコレステロール過多の脂質異常症が高血圧の主な原因となっていますが、日本の場合は糖分の取りすぎによる糖尿病と塩分過多が高血圧の大きな原因。食事の内容をじっくり見直すことが、血糖値のコントロールと心臓病の予防につながります。

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血管の病気はこの2種類!

□血管が破れる病気

大動脈が破れる病気は、高血圧が主な原因。血管の老化が進み、血管壁の硬さが不均一になることで、やわらかい部分に圧がかかって破裂し、脳出血や大動脈解離につながります。

・高血圧・糖尿病
・大動脈解離
・脳出血
・大動脈瘤

□血管が詰まる病気

血管が詰まるのは、中道脈、小動脈に起こりやすい病気。血液の高コレステロールや糖尿病などが原因で血液がどろどろになり、血液のめぐりが悪くなるのが主な原因です。

・糖尿病
・脳梗塞
・心筋梗塞・狭心症
・下肢動脈閉塞

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セルフチェックで血流の状態を知る

手を開いた時に手の平が赤みを帯びていたら、血流が身体の端まで行き渡っている証拠。手の平が白い人は血流が滞っているかもしれないので、血圧を測ってみましょう。

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\つめもみで血流アップ!/

東洋医学では末梢を活性化させることで血流を促し、心臓への負担を軽減すると考えられます。簡単なつめもみでも効果が期待できます。

1本の指先を10秒ずつもみ、1往復させます。もみ終わったら手を組んでぐるぐると回して毛細血管を刺激。末梢まで血流を促します。

高血圧・高血糖はなぜ危険? 更年期からは血管年齢を要チェック![医師監修]
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なぜ更年期からは要注意?

ホルモンバランスが崩れ
自律神経が不安定になることも影響

更年期になると体重が増加しやすく、血圧が高くなります。また、ホルモンバランスが崩れ、自律神経が不安定になるのも血圧が不安定になる原因に。ただし、老化(循環器系のトラブル)による高血圧とは治療方法が異なり、ホルモン治療で改善されるので、血管年齢をチェックし、原因をつきとめることが大切です。

教えてくれたのは……

高血圧・高血糖はなぜ危険? 更年期からは血管年齢を要チェック![医師監修]
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南和友クリニック 院長
南 和友先生

プロフィール:1976年にデュッセルドルフ大学胸部血管外科へ留学し、以後30年間、ドイツにて心臓治療の第一線で活躍。心臓手術は約2万件、心臓移植は約1,500件の症例数を持つ。現在、南和友クリニック理事長・院長。

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illustration_Noriko Kimura
text_Akiko Fujiki [PORTA]
大人のおしゃれ手帖 2020年4月号
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