（2020年2月5日 更新）
いよいよオリンピックイヤーに突入。日本中で運動熱が高まっています。おしゃれ手帖世代に必要なのは、アスリートのような激しいものではなく、あくまでも、体力の底上げ。健康でいるための体作りです。人生100年時代。いかに健康で、代謝よくいきいきと、機敏に自分の足で歩めるか。その土台になるのが体力です。体のチカラをしっかり鍛えて、どっしりと骨太な1年を謳歌しましょう！ 50代女性にこそおすすめしたいメソッドをご紹介します。今回はヨガトレーナーの大友麻子先生に教わります。
めざすのは、「疲れない」「持続力のある」体!!
50代、今こそ「体力」をつけましょう
腸を動かす呼吸とポーズで体の内側から健康になる
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私が指導しているハタヨガでは、腸は「風の場所」といわれています。風が気持ちよく通るようにすることで、全身が健康になると考えられています。
ヨガのポーズには体をねじったり、下腹部にアプローチするものも多く、深い呼吸とともに行うことで内臓がマッサージされ、活性化されます。
50代女性に多い便秘や下腹ポッコリなどの悩みも解消されていくので「何か運動を始めなくては」と思っている方にもぴったりです。
リラックスして行うヨガで腸を動かして全身を元気
腸は副交感神経が優位なときに活発に動く性質があるので、リラックスした状態で行うヨガは、腸を動かすのに向いています。
「腸をしっかり刺激して、内臓を活性化するポーズを選びました。ヨガ初心者の方も無理なくできる動きで、2〜3分でできるので、ぜひこれからの習慣にしましょう」
肩こり撃退！ 世界一効率のいい運動法“HIIT（ヒット）”なら1日1分でOK
おなかが元気になる「お悩み別」腸ヨガ
50代に多いおなかの悩みをヨガのポーズで和らげます。姿勢の改善や自律神経が整う効果も。
【ガス腹】
子どものポーズ
心身の緊張を解いてリラックスするポーズ。脱力した上半身の重さを利用して、たまったガスを追い出します。
＊＊＊＊ここにも効く！＊＊＊＊
背中と腰のストレッチ／リラックス／不眠／自律神経の乱れ
不眠に効く“養生”を専門家に聞いた！ 眠れないときはスクワットがよい？
[01] 床に正座して背筋を伸ばし、腕は自然に体の横に垂らして手のひらは後ろに向ける。
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[02] 息を吐きながら上体を前に倒し、床におでこをつけて全身の力を抜く。この状態で5回呼吸をする。
【ストレス腸】
ワニのポーズ
ストレス腸の人は、「バッタのポーズ」「アナンタのポーズ」「子どものポーズ」を通して行い、最後にこのポーズを行うことで体が解放されて整腸作用が期待できます。呼吸に意識を向けましょう。
▼「バッタのポーズ」「アナンタのポーズ」のやり方はコチラ▼
便秘・ポッコリおなか対策に＜腸ヨガ＞初心者にもオススメのポーズはコレ！
＊＊＊＊ここにも効く！＊＊＊＊
猫背／肩こり／ストレス解消／緊張／自律神経の乱れ
うつぶせで寝て、両手を重ねた上におでこをのせる。両脚はそろえて伸ばし、体の力を抜いて5回呼吸をする。
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衣装協力／マンドゥカ（アイロックス）
おでこを乗せる
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腕をクロス
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腕をクロスして上腕を持つようにすると、背中やわき腹がストレッチされます。
危険な内臓脂肪にも！ 毎日摂れて内臓を元気にするアイテムを厳選
監修
YOGA STUDIO TOKYO 主宰
大友麻子先生 プロフィール
1995年からヨガを学び、約15年間世界各地でさまざまな流派のヨガを学び、現在は独自のメソッドを確立。テレビや雑誌などでの監修も多数。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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photograph_Aya Sunahara, Shoko Matsuhashi
styling_Sanae Kumazawa
hair ＆ Make-up_Yoko Sasaura, Sakura Otomo
model_Mayumi Hori
text_Tamaki Saji
（大人のおしゃれ手帖 2020年2月号）
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]
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