ダイエット中の食事といえば、味気なくて量が少ない、お腹も心も満たされないメニューというイメージ。ですが、野菜ソムリエプロのAtsushiさんが提唱するやせるスープ&サラダなら、美味しくてお腹もいっぱいに。しかも腹持ちもバツグンだと、我慢せずキレイになりたい人たちの間で注目されているんです!
『ダウンタウンDX』(読売テレビ系)や『スッキリ』(日本テレビ系)、『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)をはじめとするテレビ番組や雑誌、ラジオ番組など、様々なメディアで引っ張りだこのAtsushiさんってどんな人なのでしょうか?話題のやせるスープ&サラダのレシピや、美の格言もまとめてご紹介します!
《目次》
魔法のスープで話題のAtsushiさんってどんな人?
まずはAtsushiさんの公式プロフィールをチェック!
Atsushi(あつし)
【Profile】
ディーゼル、D&G、ヴェルサーチのPRを経て、フリーランスとして独立。オーストラリアで習得した堪能な英語力、豊かな海外経験を活かし、ファッション業界の第一線で活躍。ファッションの歴史やトレンド、美容、食についても豊富な知識を持つ。現在はファッション&ライフスタイルプロデューサーとして数多くのプロデュースアイテムを発表、ナチュラルスキンケアブランド「abotanical」を立ち上げ、TV、雑誌、イベント、ラジオなど幅広く活躍中。集英社「Marisol オンライン」ではレシピ連載を2010年より開始。8年続く人気連載となり、その後も様々な女性誌でAtsushiのヘルシーレシピが特集される。2012年、ジュニア野菜ソムリエ、タイにてタイ古式マッサージ資格取得。2016年、漢方養生指導士初級取得、野菜ソムリエ中級の試験に合格し、野菜ソムリエプロに。
シャープな印象のAtsushiさんですが、意外にも“食”に気を使うようになったのは20代後半の頃だそう。
思い返すと、暴飲暴食を続けていた20代後半の頃。
常に吹き出物に悩まされ、顔はむくんでパンパン、頻繁に体調を崩す日々でした。
当時はファッションブランドのPRをしていたこともあり、
ブランドのイメージを伝える役目という仕事柄、
自分の見た目にも気を配らなければならない。
そこで、まず食事を変えました。
すると、いつしか吹き出物は消え、むくみは軽減し、病気をしなくなったのです。
(『モデルがみんな知りたがる 美しくなる食べ方の全知識101』より引用)
“食”の重要性に気づいたAtsushiさんが実践して、2カ月で6キロやせたのがスープダイエット。“魔法のスープ”と呼ばれる低糖質スープのお陰で、外食やお酒を楽しみながらも、ダイエットに成功できたんだそうです。
Atsushiさんの“魔法のスープ”レシピ
Atsushiさんが考案したやせるスープレシピは、和風から洋風、エスニック系、ポタージュ系、美腸が目指せるものまでバラエティ豊富。一大ブームを巻き起こした“さば缶”を使ったり、“やせオイル”の異名を持つオリーブオイルを取り入れたりと工夫が満載なんです。
メニューが多彩で飽きずに続けられるというのもうれしいですよね。
今回は特別に、「さば缶とさといもとレモンポタージュ」の作り方をご紹介します。
■「さば缶とさといもとレモンポタージュ」の作り方
●材料(3食分)
・さば水煮缶―1缶
・さといも(冷凍)―10個
・玉ねぎ―小1個
・にんにく―2片
・パセリ―10g
・顆粒こんぶだしの素―大さじ1
・塩麴―大さじ1
・塩、ブラックペッパー―各少々
・ごま油―大さじ1
・豆乳―400mL
・水―200mL
●作り方(調理時間10分)
1.さといもは電子レンジ(500W)で4分加熱する。
2.鍋にごま油を中火で熱し、みじん切りにしたにんにくを炒める。にんにくの香りがたったら、みじん切りにした玉ねぎ、さば缶(汁ごと)を加えて炒める。
3.1、2、パセリ、豆乳、水をミキサーに入れ、なめらかになるまでかくはんする。
4.3を鍋に移し、沸騰させないように中火で3分ほど温め、こんぶだしの素、塩麴、塩を加えて味を調える。パセリ(分量外)、ブラックペッパーをちらす。
★食品MEMO★
【さといも】
いも類の中では低カロリーでダイエットに最適。ぬめり成分ルチンがコレステロール値を下げ、ぬめり成分ガラクタンが免疫力を向上。カリウムが豊富でむくみを解消。
【にんにく】
にんにくのアリシンで疲労回復。
【パセリ】
パセリの栄養価は野菜の中でトップクラス。
☆Atsushiさん考案「さば缶とさといもとレモンポタージュ」について詳しくはコチラ
〈“魔法のスープ”レシピをもっと知りたいなら……〉
☆Atsushiさん考案「コーンチキンカレースープ」↓の作り方はコチラ
☆Atsushiさん考案「サーモンとかぼちゃの味噌ごまスープ」「鶏肉とかぶのピリ辛スープ」↓の作り方はコチラ
☆Atsushiさんが“魔法のスープ”ダイエットを行うときのルールや食生活について解説
Atsushiさんの“ごちそうサラダ”レシピ
Atsushiさんが考えたやせるメニューは、スープだけではありません。“Atsushi流ごちそうサラダ”も、腹持ちがよく満足度が高いと評判。使う食材はスーパーやコンビニで簡単に手に入るものばかり。調理時間も短いため、自炊の習慣がない人でも気軽に作れるのもポイントです。
「ホットチキン マスタードサラダ」の作り方
●材料
鶏ささみ 2本
なす 150g
ズッキーニ 1/2本
塩 少々
ブロッコリー 80g
<ドレッシング>
ピクルスのみじん切り 20g
マヨネーズ 大さじ1
マスタード 大さじ1
酢 大さじ1
●作り方
1. ささみはひと口大に切る。なす、ズッキーニは縦半分に切り、5mm厚さの半月切りにする。
2. フッ素樹脂加工のフライパンを中火で熱し、油をひかずに(1)を入れて焼き、軽く塩をふる。
3. ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、耐熱皿に入れて電子レンジ(500W)で2分ほど加熱する。
4. ボウルに(2)(3)を入れ、ドレッシングの材料を加えてあえる。
ズッキーニは鉄分が豊富で、貧血の予防に◎。マスタードには利尿作用があり、むくみもすっきり!
☆Atsushiさん考案「ホットチキン マスタードサラダ」について詳しくはコチラ
Atsushiさんが教える“美しくなる食べ方”のコツ
「健康的な食生活は生命力を高めて、内側からの美しさを引き出してくれる」というのが、Atsushiさんの持論。
食と美容に関する豊富な知識とご自身の経験から導き出した、“美しくなる食べ方”のコツをいくつか教えてもらいましょう!
1:フルーツを食べるなら夜より朝!
フルーツの力を借りて美しく、さらに美しく。
朝フルーツ生活を始めて、肌がキメ細かになっていくのを実感! 以前慢性的にむくんでいた頃は、朝からがっつりと朝ごはんを食べていました。ごはんやおかずをしっかり食べないとエネルギーが出ないと思い込んでいたからです。でもそれは勘違いでした。朝からタンパク質や炭水化物を摂ると消化の方に酵素が使われ、体の排泄ゴールデンタイムを逃してしまいます。
とはいえ、1日をスタートするのに、エネルギー源は必要です。というわけで朝に最適なエネルギー源はフルーツ! なぜならフルーツの糖は、果糖、ブドウ糖といった天然の糖類で、消化負担がほとんどないため、吸収が早く、すぐにエネルギーに変わるので、余計なものが排泄されてむくみもスッキリ、キリッとシャープなツヤ肌に。毎朝のフルーツを選ぶのも楽しい日課です。
2:スイーツは“きな粉ファースト”で
古くから日本で食べられてきた大豆の栄養価の高さは、みなさんご存じだと思います。数ある大豆食品の中でもっとも栄養価が高いのは、大豆を丸ごと炒って粉にしたきな粉です。なんと、ビタミンC以外の人間に必要な栄養素をすべて含み、タンパク質をはじめ、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、カルシウム、亜鉛、鉄……など、まさに栄養の宝庫です。抗酸化作用のある大豆サポニンや、女性ホルモンをサポートする大豆イソフラボンなど美容にエイジングケアにうれしい成分もたくさん! 食物繊維と大豆オリゴ糖が豊富なきな粉は、食後の血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。しかもなんとその効果が3〜4時間くらい続くのです。外食や飲み会でベジタブルファーストができないときも、出かける前にきな粉を摂取してきな粉ファースト! 豆乳やヨーグルトに混ぜると簡単に美味しく食べられます。特にパンやケーキなど糖質が多いものを食べたいときにもきな粉ファーストで!
3:実はコンビニは美の宝庫!
野菜やフルーツはスーパーや八百屋さんで買いたい派ですが、忙しいときでも気軽に行けるコンビニはありがたい存在です。それに最近のコンビニは体が喜ぶヘルシーなものが揃っていて本当に便利! ダイエット中でも罪悪感のない、手軽に健康&美容をサポートしてくれるコンビニ食品をご紹介します。
セブン-イレブンでは、冷凍フルーツの「ブルーベリー」「ぶどう」「アップルマンゴー」。冷凍食材の「塩ゆで枝豆」「彩りと風味に きざみねぎ」。「角切りタイプの ほしいも」と、無添加で美味しい「さばの塩焼」、風味豊かな「北海道産 丸大豆きな粉」です。
ファミリーマートでは、カカオ70%の「全粒粉ビスケットチョコ」「ひとくちチョコレート」「1日不足分の食物繊維が補える 大豆チップ チリサルサ味」。ローソンでは穀物の外皮を使った低糖質のブランパンシリーズ。タンパク質も多く含まれ、種類が豊富でクオリティが高い! そして、どのコンビニでも買うのが、チーズ、豆乳、ちくわ、トマトジュースです。
4:お酒のおつまみなら枝豆で決まり!
大豆が熟す前の、緑色の状態で収穫される枝豆は、大豆と緑黄色野菜の両方の栄養素を兼ね備えたスーパー野菜。豆類には珍しいビタミンCも、完熟前の枝豆にのみ含まれています。良質なタンパク質は美肌と美髪を育み、カリウム、食物繊維が豊富なのでむくみも便秘もスッキリ! 漢方で枝豆は、気力を補い、胃腸の働きを高めて血の巡りをよくする野菜と言われます。ダイエットやトレーニングをしている方にもオススメです。
冷凍の枝豆は年中食べることができますが、夏の間の7~9月、旬の時期は枝つきのものが出回ります。枝つきは新鮮で美味しさも格別。よく洗ったあと、軽く塩で揉んで3分ほど置き、そのまま塩茹でにすると鮮やかで美しい緑色に茹で上がります。もちろん、茹でたての美味しさは最高! 枝豆に含まれるアミノ酸の一種メチオニンは、アルコールの分解を促し、肝機能の働きを高める作用があるので、お酒のおつまみにもピッタリ。夏はビールに枝豆で!
〈Atsushiさん流“美しくなる食べ方”をもっと知りたいなら……〉
☆夜より朝が正解! 野菜ソムリエプロが教える朝フルーツの魅力
☆スイーツ食べてキレイになれる!? 欲張り女子にオススメのおやつ
☆コンビニ食品は美の宝庫!? 手軽においしく美しくなれるものとは?
☆パセリの栄養成分は主役級!? 実は栄養満点な隠れ優秀野菜とは?
☆自炊で美しく健康になれる秘訣を野菜ソムリエプロが伝授!
☆冬は根菜でぽかぽかに! 四季の食材を味わって体の中から美しく!
☆時にはズボラもOK! 地道な努力の先に輝く未来の自分
☆スーパーモデルは1日2リットル水を飲む! 美を高めるために飲むべきもの
☆お肉派もお魚を食べるべし! お魚に詰まった美と健康の栄養素
☆美肌づくりに栄養バランスは必須!今すぐ取り入れられる食材とは?
☆食は美への自己投資! 野菜ソムリエプロが大切にする食事の基礎
この記事のまとめ
美への追究に余念がないAtsushiさん。考案した魔法のスープやサラダのレシピをもっと知りたいなら、ぜひ著書をチェックしてみて。冬の間にAtushiさんのやせるレシピでキレイに磨きをかけて、周りの人に差をつけちゃいましょう!
参考書籍
(抜粋)
『モデルがみんな知りたがる 美しくなる食べ方の全知識101』
著者:Atsushi
『#モデルが撮影前に飲んでいる魔法の即ヤセ低糖質スープ』
著者:Atsushi
『#モデルがこっそり食べている 3日で2kgやせるごちそうサラダ』
著者:Atsushi
『#モデルがこっそり飲んでいる 3日で2kgやせる魔法のスープ』
著者:Atsushi
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